概略
バリ島の暦(サカ暦)の元日であるニュピ、そして前日のオゴオゴのパレードを体験してきました。
今年のニュピは3月11日(月)の6時から翌12日(火)の6時までで、その間は旅行客を含め外出禁止となっていて、我々はホテル(の敷地や施設内)にカンヅメになりますし、夜は照明が漏れないようにカーテンを閉めるように求められます。つまり、「1日じゅう静かにしとけ」という日なのです。
それに対してオゴオゴ。
今年のオゴオゴは3月10日(日)で、ニュピ前夜祭として島内各地の道路を通行止めにし、オゴオゴという悪霊をかたどったお神輿を各地区総出で作り上げ、それを担いで練り歩くという、大変賑やかなお祭りなんだとか。
28回目のバリ島旅行にして、ようやくこの両日にスケジュールを合わせることができました。
オゴオゴの観覧場所
宿泊したウォーターマークホテル&スパ ジンバランの目の前のT字路が、この地区のメイン会場でした。↓
便利。(というか、それを知った上でこのホテルを予約したんですけどね)
ストリートビューだとこんな感じの場所です。
動画
詳細は、以下の動画をご覧ください。ほぼオゴオゴの日の様子が中心です。↓
寸評
オゴオゴ
何台ものオゴオゴが行進しますので、全部見ようと思ったらかなりの時間が必要かと思います。
「1チームあたりのパフォーマンス時間をもう少し短めにしたほうがいい」とか「電線に引っかからないように、オゴオゴの高さを制限したほうがいい」など、観光客目線のリクエストがないわけではありませんが、あくまでバリ島の方々のためのお祭りですから、われわれ部外者としては「見させていただく」という気持ちが大事かと。
いずれにせよ、成長するインドネシアというか、若い国というか、バリ島の元気さを感じました。
(なお、午後から島内のあちこちで準備が始まり、交通が規制されたりお店が閉まったりしますから、この日の観光は昼過ぎぐらいまでに終えるようにしましょう)
ニュピ
この日は終日ホテル外に出られませんし、ホテル内でバカ騒ぎもできません。(ニュピに限らず、旅行マナーは守るべきですね)
いずれにせよ、バリ島の長年の風習ですから、従いましょう。
この日は会社やお店やレストランはもちろん、なんと空港も閉鎖され、飛行機(国際線も国内線も)の離発着もありません。超メジャーな国際リゾートアイランドとなった今でもこの風習が続いていること自体、けっこうスゴいことだと思います。
ある意味で傲慢なイベントなわけですが、バリ島らしいお祭りなので、長く続くことを期待します。
関連サイト
- ウォーターマークホテル&スパ ジンバランさんの公式サイト。↓
- Trippersさんの「ニュピ」解説ページ。↓
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