- 「あぁ、いい加減に、今年こそバリ島に行きたいなぁ。8月あたりに行けないかなぁ」と、あれこれ情報収集している中で、これまでバリ島旅行のたびに利用してきたマッサージ屋さんがつぶれてしまっていることを知りました。
- 3年超にわたるパンデミックの影響力の大きさを、改めて思い知らされました。
なくなったマッサージ屋。
バリ島南部のスミニャックエリア(のはずれ)にある『ANTIQUE SPA(アンティーク・スパ)』というお店でそれでして、私がどのくらい気に入っているのかをまとめたこともあります。↓
2023年2月現在、Googleマップでバリ島の「Antique Spa」を検索すると、スミニャックではなく、デンパサール市内の同名店がヒットしてしまいます。↓
「うーん、ここじゃないのに。まさか、ここに移転したとか? いやいやそんなはずは…」と悩みながらあれこれ検索していたら、ようやく見つかりました。
ただし、「閉鎖」の表示付きで…。↓
サイドパネルにも「閉業」の赤文字が。↓
拡大しても、閉業は変わらず。↓
(よけいに痛々しい。。)
サイドパネルいわく「間違っている場合は、修正を提案してね」とのこと。↓
閉業を確信させてくれたストリートビュー。
Googleマップのストリートビューでは、過去に撮影された写真も見ることができるので、ちょっと並べてみました。(←未練がましいw)
最も古いのが、2013年6月でした。↓
(大きな看板が印象的)
次は2015年2月。大きな看板とともに、すぐ脇の樹も伐採され、小さな青い看板が設置されてます。↓
(木の影に隠れて、看板が見えづらかったのも事実でした)
2015年11月。相変わらずスタッフさんの通勤バイクが何台も停まってます。↓
2017年6月。ゲストを送迎するブルーバードタクシーも待機中。↓
(これ、私が呼んだタクシーだったら面白いw)
2019年1月。クルマは1台も見当たりませんが、スタッフさんのバイクはまだ健在。↓
(コロナ禍が始まるちょうど1年前ですね)
そして2021年4月。コロナ禍が1年以上続いている頃ですが、もうバイクは1台もありませんし、車道からのアプローチ部分に「立ち入るな」的な物体も置かれてますので、すでにこの時点で「閉業」しているのは明らかかと。。↓
(店舗前の駐車スペースにもだいぶ雑草が茂ってきてます)
で、これが現時点で最新の2022年8月の撮影。コロナ発生から2年半が経過してます。↓
(もはや、“廃墟”に近いです。悲しい。。。)
同じ写真の、かやぶき屋根をアップに。↓
(もう、見るも無惨な痛みっぷりで、なんと言えばいいのやら…)
とどめは、上空からのこの写真です。屋根の一部がなくなっており、屋内の施術ブースのいくつかがむき出しになってます。あぁ…。↓
(ここまでくると、逆にもう、冷静に見つめることができてしまいますね…)
ちなみに、こちらは2014年に私が撮った店頭写真です。↓
(国旗や紅白の暖簾やらで、活気も感じられます)
訪問すると、いつもここに座って、無料のドリンクをいただきながらメニューを見たり、オイルを選んだりしてました。このお店で同じ体験をすることは、もうありません。↓
(「新規開拓すればいいじゃん」と言われたらそれまでなんですが)
まとめ。
バリ島には既に多くの外国人観光客が戻ってきており、賑わいを取り戻しつつあるようですが、こうやって定点観測をしてみると、やはりコロナ禍がもたらした影響の大きさがうかがえます。
私もいずれ再訪できたとしたら、大小の変化をイヤでも感じることでしょう。
ただ、世の中は常に変わっていくもの。
矢野顕子さんも『変わるし』という曲の中で「大好きなお店がまた無くなっちゃってあきらめられない。でも、目に見えるものはみんな変わるので、笑って見送るわ」という趣旨の歌詞を歌ってらっしゃいます。
本当にその通りだと思いますので、この次にバリ島に行った際には、ぜひ生き残ったお店や新規ショップ開拓などをしつつ、わずかばかりですがバリ島経済に貢献してくる所存です。
関連サイト。
- 矢野顕子さんの「変わるし」ライブ動画。↓
(かっこいいです)
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