細野晴臣のドキュメンタリー映画を見てきた。

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細野晴臣のドキュメンタリー映画を見てきた。

When(訪問・利用・購入時期)

  • 2019年・11月某日。

Where(所在地)

  • 渋谷のユーロスペースで見てきました。
    • 今回初めて訪れましたが、円山町のど真ん中だけあって、周囲には大人のホテルがたくさんありました。
    • なお、ユーロスペースでの上映は既に終了しています。(11月1日〜11月29日まで)

Who(同行者の動きなど)

  • 細野さんとじっくり向き合うべく、1人で出かけました。

Why(訪問・利用・購入目的&期待値)

  • 細野さんが音楽を担当した映画は数々あれど、ご本人が出演した映画は『居酒屋兆治』と『PROPAGANDA(←YMOの散開ライブを映像詩的に仕立てた映画)』ぐらいしか知らない。
    • しかも『居酒屋兆治』は未鑑賞。
  • 今回の『NO SMOKING』は、幼少期からこれまでの足取りを、本人のインタビューや貴重な映像で構成されているらしいので、いわば映画版の『細野観光1969 – 2019』として楽しめそう。
    • 展覧会のように、自分が歩ったり読んだりしなくてもいいので楽チンそう。

What(やったこと・体験したこと)

  • ユーロスペースは、毎週火曜日にチケットが安く買えるサービスデーを実施しているため、そこを狙ってネット予約&座席指定。
  • 当日は円山町ならではの“意匠を凝らしたホテル群の外観”を眺めつつ、劇場到着。
  • 映画館ならではの大画面と迫力サウンドで、細野さんの過去の音源や2018年の海外ツアーのライブ映像を堪能。

How Much(消費コスト)

  • 一般チケットが通常1,800円のところ、「火曜サービスデー」が適用されて1,200円で鑑賞できました。
    • 毎月1日の映画サービスデーだと1,100円となり、さらにお得になります。

Photo(記録写真)

ユーロスペースに到着。
2006年に建て替えられたとのことで、想像以上に綺麗な建築物でした。
(ミニシアターというと、古ぼけたビルに入居しているというイメージがあったあもので…)
館外に掲示されていた『NO SMOKING』のポスター。
キャッチコピーは「細野さんに会いにいこう。」だそうです。
はい、会いに来ました。
この日の上映は、3階の「ユーロスペース2」にて。
火曜サービスデーの効果でしょうか、平日にも関わらず細野さんのファン(老若男女を問わず)が数十人集まっていました。
上映終了後に撮った、ロビー掲示のポスター。

Good(イケてる点)

  • 東京・白金で生まれ育った細野さんの飄々とした東京っ子っぷりが感じられて面白かったです。
  • もちろん、音楽に対する愛着・造詣・熱意・センスなども随所にあふれておりました。
  • 一番良かったのは、この映画を作る人も、そして登場している人も、みんながこのミュージシャンを愛慕していることがひしひしと伝わってきて、ほっこりした気分になれるところでしょうか。

Not Good(イケてない点)

  • 細野さん、タバコ吸いすぎです。w(←人のことばかり言えませんが…)

Conclusion(まとめ)

  • 映画のラストで、細野さんのこんなインタビューが流れていました。

ブギウギっていうスタイルがあって、オリジナルの40年代のレコーディング聴くと、いつ聴いても心が躍るんですよ。ワクワクする。今のバンドには何かが欠けてるんです。その欠けてるものは、僕は失くしたくないな、とても大事なものが入っている。その秘密は伝えられない。秘伝のたれ。それがないとつまらない。キーワードは、自由ですね。心が踊る。自由に触れると、心が躍る。

映画公式サイトより
  • 考えればみると、細野さんの音楽の歴史って、「自由に新しいことを始める → それが評判になってもならなくても、しばらくするといったん終息させる → 次の新しいことを自由に始める」の繰り返しだったように思われます。(単に飽きっぽい性格なのかも…w)
  • その中には、評判が評判を呼び過ぎて不自由さを感じていた時期もたぶんあったんでしょう。(例えばYMOの全盛期など)。
  • そんな細野さんは、現在では「本当に好きな音楽(だけ)を力まずにやっている(やれている)」ようにお見受けしました。
  • 世の中には「自由に触れることもままならないし、心も踊らせられない」と感じている人がたくさんいらっしゃるわけですが、細野さんがサラッと「自由に触れると、心が踊る」と言えてしまう境地に達しているのは、本当に素晴らしいことだと思います。
    • 「我々もこういう心境に到達したい」とは思いますが、そこにはやはり「センス・才能・タイミング・環境・人間関係・経済事情・運」などが複雑に影響しているはずですから、誰でもがこうなれるわけではない、というのが現実でしょう。
    • なので、いちファンとしては「他の人はともかく、細野さんという稀代のミュージシャンがその境地に達してくれていて、ホントに良かった」というところです。
    • いずれにせよ、もう少しタバコは減らしていただきたいものです。

Link(関連サイト)

  • 細野晴臣さんの公式サイト。
hosonoharuomi.jp | 細野晴臣公式サイト
細野晴臣(Haruomi Hosono)のライブ、最新情報、ディスコグラフィーなどの情報が最も早くアップされるサイトです。
  • 細野晴臣50周年記念ドキュメンタリー映画『NO SMOKING』の公式サイト。
    • 現在公開中、あるいはこれから公開予定の街もありますので、機会があればぜひどうぞ。
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