- 今回のバリ島旅行の往路で、久々にExit Row Seat(いわゆる“非常口席”)を確保することができましたので、軽くご紹介しておきます。
When(搭乗時期)
- 2019年、12月末。
Where(航路)
- ガルーダインドネシア航空「成田 → デンパサール便」のエコノミークラス。機体はボーイング777-300ER型機でした。
Why(非常口席を選んだ理由、ゲットできた背景)
- 今回は幸運にも、貯まったマイレージを使っての特典旅行となりました。(早めの予約が功を奏し、年末年始にも関わらず特典旅行の座席枠を確保できました)
- 加えて、私はこのクレジットカードを所有しているおかげで、ガルーダさんが加盟しているアライアンス(スカイチーム)のスカイプライオリティという上級会員の資格をいただいています。
- ガルーダさんは、自社ならびにスカイチームの上級会員のため(だけ)に非常口席やバルクヘッドシート(前が壁の席)を空けているらしく、予約時の電話で「お席のご希望は? お客様はスカイプライオリティメンバーですから、今ならまだ非常口席がご用意できますよ」というオファーをもらい、ありがたくそこを指定させていただいた次第です。
- さほど非常口席にこだわりがあるわけでもないのですが、この機体の座席の配置が「3席−4席−3席」だったため、通常の窓際席に座ると、トイレに向かう際に隣の人にいったん席を立ってもらうことになりますし、「3席」の通路側に座れば今度は自分が奥の乗客のトイレのたびに席を立つことになりますので、そういう面倒のない席として非常口席をチョイスしました。
- かつて「成田 −デンパサール便」が「2席−4席−2席」の機体を使っていた頃は、「2席」を自分と同行者だけで占有できたため、ここまで席選びに悩むことはありませんでした。(さらに、加齢とともに“トイレが近くなってきた”という事情もありますw)
What(非常口席の座り心地)
- 前に座席がないので、思いきり足が伸ばせる、前から背もたれが倒れてこないなどのメリットもありますが、私にとっては「好きな時に頭上のコンパートメント(荷物入れ)にアクセスできるしトイレにも行ける」のが最もありがたかった点です。
How Much(消費コスト)
- マイレージによる特典旅行なので、無料。
- ただし、サーチャージやら空港税やらで約7,200円の支払い発生。(往路のみ)
Photo(記録写真)
Good(非常口席のイケてる点)
- 好きな時に立ち上がれる。(トイレも頭上コンパートメントへのアクセスも自由自在)
- 前方から背もたれが倒れてこない。
- 足をたっぷり伸ばせる。(旅行者血栓症(いわゆるエコノミークラス症候群)を予防するためのストレッチ運動もやり放題)
Not Good(非常口席のイケてない点)
- 席の真横に窓がなく、景色を眺められない。(洋上飛行の長い航路は海しか見えないため、あまり眺めたいとも思わなくなりましたが、それでも離発着時には、やはり外界を見たくなります)
- 離発着時に、目の前に座るCAさんと目が合ったりしてドギマギする。(もはや嬉しはずかしという年齢でもないのですが、視線の向けどころに悩む時があります)
- 3人分のシートポケットが壁際に集中配置されていて、実質“窓際1名の独占状態”になりがち。
- 機内に持ち込んだバッグなどを足元に置いておけず、ちょっとしたグッズの出し入れをする際にはいちいち頭上のコンパートメントから取り出すことになる。(足元に置いておくと、CAさんから「上に入れてね」と注意されます)
- 非常口前の空間が、斜め前にあるトイレの“順番待ちスペース”になってしまい、多少慌ただしくなる時間あり。(まぁ、このくらいは受け入れるべきですね)
Conclusion(まとめ)
- 「何度も乗った航路なので、窓からの景色より足元の快適さを確保したい」「“1人旅なのに2人掛け”、あるいは“2人旅なのに3人掛け”で、並び席の他人に気を使うことになりそう」などの事情があるのであれば、「上級会員になる → 有料・無料を問わず早めに予約する → 非常口席(あるいはバルクヘッドシート)が空いていないか訊いてみる」ことをおすすめします。
Link(関連サイト)
- ガルーダさんと同じスカイチームに加盟するデルタ航空さんの優先座席指定サービス「プリファードシート」の説明ページ。
Preferred Seating
Delta allows you to offer our most valued customers preferential advance seat assignments. This service is called Prefer...
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