- 前回の「宇都宮の有名店で餃子を食べた。どこの店も激混みだった。味はオーソドックスにおいしかった」のいわば続編になりますが、もっと“しっかりおいしい”餃子を食べたくなり、知人に紹介されたお店に行ってきました。
- ということで、今回は川崎の「中国料理 三鶴(さんつる)」さんでの飲食記録です。
- 価格などの情報は、すべて2024年2月下旬時点のものです。
場所はこの辺。
仕事の関係でちょいちょい訪問する川崎駅周辺ですが、駅から徒歩10分弱ぐらいのところにあります。以下はJR川崎駅からの徒歩ルートです。↓
(ラ チッタデッラさんから路地を2本ほど入った場所なんですが、チッタデッラさんの照明が明るいだけに、三鶴さんが面する路地はどうしても薄暗く感じてしまいます。三鶴さんは夕方からの営業開始のようですから女性は複数人で向かったほうがいいかもしれません)
店の様子・食べたもの。
写真でご紹介します。
まずは外観。赤と緑のネオンが目印になるので、薄暗い路地でもすぐに見つけられます。↓
(入口の「本日のおすすめメニュー」看板に「本日満席です」という貼り紙がありましたが、入店して聞いてみたところ、たまたまタイミングが良かったのか、予約なしでもすぐに席に案内していただけました)
着席。店内は広々としていて清潔感があります。好印象。↓
さっそくビールと餃子を注文したところ、「餃子でしたら、『よだれ鶏』のタレをつけて食べるとおいしいので、みなさんそちらも一緒に頼まれますよ」とのリコメンドをいただいたので、我々もお願いしてみることに。
ちなみに、どの店員さんもテキパキとして、名店独特の威圧感なども感じさせず、とてもいい感じでした。
で、餃子より先に到着した「四川名物“よだれ鶏”(990円。税込かどうかは失念しちゃいました。以下同様)」。↓
確かにタレがメチャうまなんですが、なにより弾力のあるプリプリの鶏肉がおいしかったです。
そして焼餃子。1皿4個で480円。これは2皿分。↓
薄すぎず厚すぎずな皮。野菜と肉がベストバランスで、細かく刻まれすぎていないので歯応えのある食感も楽しめる餡。ジューシーな肉汁。そして油で美しく揚げ焼きされた焦げ目。絶好においしかったです。
もちろん、酢醤油だけでなく、先ほどのよだれ鶏のタレでもいただきました。どちらをつけても最高でした。
餃子がこんなにうまいんだから、それ以外もうまいはずと踏んで注文した麻婆豆腐。990円。↓
豆腐の新鮮さが感じられるおいしさです。というか、素材の良さを活かす味付けが絶品なんだと思います。
叉焼炒飯。これまた990円。↓
決して安くはないですが、この味なら全然高くないです。こっちにもよだれ鶏のタレをかけたら、案の定(というか想像以上に)うまかったです。
これで締める気には到底なれず、水餃子(4個480円)を追加し、さらに焼餃子も4個だけアンコール。↓
茹でられているぶん、焼きよりもお腹にたまりますが、それでもこの水餃子は私の人生におけるベスト・オブ・水餃子かも。
感想。
以前「成喜」さんや「太陸」さんを紹介したことがありますが、かつて工場労働者の街だった川崎駅周辺には、とにかくおいしい町中華のお店がたくさんあることを実感しました。
その中でも、今回の「三鶴」さんは、今のところ私の中でトップ・オブ・トップに躍り出た感じです。
ちなみに、この三鶴さんが面している路地は政の湯通りと呼ばれており、斜め向かいにはその名の由来となった「政之湯」さんという冷鉱泉を使った銭湯が営業していらっしゃいます。
時間のある方は、午後3時ぐらいから銭湯のサウナで汗を流し、その足で夕方5時開店の三鶴さんで餃子&ビールというのが、自分への最高のご褒美になるんじゃないかと思います。
ということで、「川崎で餃子を食うなら三鶴さんで決まり」というお話でした。
(次に訪問する際には、他のメニューには脇目も振らず、ぜひとも餃子まみれになってみたいものです)
【以下、補足】
予約してから訪問したほうが確実だと思います。
夕方5時からの営業で、ランチ営業はしていない模様。
ちょっとディープなお店もあったりする界隈なので、男性を含めた複数人で行くのがよろしいかと。(別に、不審者が大挙して闊歩してるわけじゃないですが、まぁ念のため)
そして、なによりも、お腹を空かせて行きましょう!
Link(関連サイト)
- 「三鶴」さんの公式インスタグラムアカウント。↓
- 「かわさき餃子舗の会」さんの公式サイト。↓
(三鶴さんを含む店舗紹介のほか、餃子マップPDFのダウンロードも可)
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