前回の「東扇島公園」の続きです。
東扇島を徒歩で脱出して川崎駅方面へ戻れる“Google先生も知らないルート”の存在が判明したので、さっそく実践してみました。(Appleさんのマップアプリに感謝)
要するに「川崎港海底トンネル」の歩行者専用トンネルを通ってきた、という話です。
場所はこの辺。
下記地図で説明します。
地図の下(南)から順に「東扇島 → 運河 → 千鳥町」となっており、この運河の下を通っているのが川崎海底トンネルです。
2021年10月下旬に歩きました。↓
写真など。
歩行者用トンネルの入口があるらしい東扇島北公園からスタートします。↓
「川崎漁業ゆかりの地」の石碑が。↓
歩行者向けに通路入口を説明する看板発見。↓
何やら入口っぽい構造物が見えてきました。↓
自転車でも(降りれば)通行できるみたいです。↓
監視カメラの交換工事中とのこと。↓
対岸を撮影。↓
人道入口。高さ2m。頭上注意。自転車は降りてください。↓
自転車用スロープ付きの下り階段が。↓
突当たりの踊り場を左に折れると…。↓
もう1回降り階段。↓
この突当たりを曲がると…。↓
自動ドアが設置されてました。↓
自動ドアの先には、さっきまでより遥かに長い下り階段が出現。↓
階段を降りきって振り返ったところ。↓
で、前方を向くと、こんな感じ。恐るべき直線トンネル。ゆるやかに下っていて、向こう端が見えません。↓
スマホのカメラをズームしてみました。途中(おそらくトンネルの真ん中)から上りに転じるようです。↓
両サイドの壁のあちこちに避難扉が。つまり、ここは“歩行者用トンネル 兼 車道側からの緊急避難路”という位置付けなのですね。↓
途中何ヵ所かで「中継増幅盤」を発見。↓
火災通報装置も完備。↓
インターホンも完備。↓
監視カメラ登場。↓
一酸化炭素検出装置も完備。↓
途中何ヵ所か見かけた鉄はしご。登るためのものなのか、ここに降りてくるためのものなのかは不明。↓
路面が平らになったので、この辺がちょうどトンネルの中間地点かと思われます。↓
前方から自転車に乗った男性が登場。↓
上りスロープの果てに、ようやく階段が。↓
地上への階段。↓
右折して、また上ります。↓
千鳥町側の自動ドア。↓
地上出入口から、日の光が。↓
ようやく地上に到達。これが千鳥町側の出入口です。↓
晩秋なので、もうすぐ日が沈むところでした。
おまけとして、千鳥町から市街地に向けての夕景もご紹介します。↓
そろそろ工員さんも帰宅する時間かと。↓
夕日に照らされる工場入口。↓
と思ったら、工場の出入口でない所でもアップダウンを繰り返すパイプライン。↓
そして、歩道の上を我が物顔で占領するパイプラインまで。↓
危険標識。この下約6mに酸化エチレンとアンモニアの導管が埋設されてるそうです。↓
たぶん、神奈川臨海鉄道という路線だと思われます。↓
たまに貨物列車が通るぐらいだからでしょうか、遮断機などがない踏切。↓
市街地に近づくにつれて、タンクもカラフルに。↓
で、千鳥町から千鳥運河を渡って川崎市街地へと入るところで日没に。↓
まとめ。
ということで、トンネルだけでなく工場夜景まで堪能できそうな散歩コースでした。
トラックなどの騒音と、工場地帯特有のケミカル臭がいささか気になりましたが、以前に比べればかなり改善されたようです。
これもリアルな川崎の一断面ですし、この工場たちも日本の経済を支えてくれているんだよなぁという想いを強く抱いた次第です。(←とってつけたようなまとめ…)
Link(関連サイト)
- ウィキペディアさんによる「沈埋トンネル」の解説ページ。↓
(川崎港海底トンネルで採用された工法らしい)
- 神奈川臨海鉄道さんの公式サイト。↓
(JR貨物グループだそうです)
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