アッコちゃんもNHKホールも、また会おね。【矢野顕子 さとがえるコンサート】

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アッコちゃんもNHKホールも、また会おね。【矢野顕子 さとがえるコンサート】

今年は特別な「さとがえる」。

1996年から毎年行われてきたこのコンサート、今回が25回目ということになります。

しかも、東京での会場は、ずーっとNHKホールでした。矢野さんご本人だけでなく、ファンにとっても一種の聖地になっていると思います。

で、今回は新型コロナの影響で、いつも以上に特別感の漂うものになっておりました。以下に思いつくままに特別ぶりを並べてみます。

  1. 東京以外の公演がなくなり、NHKホールの1公演のみに。
     
  2. そのかわり、ストリーミングによるライブ配信が実施。
    • 3,500円です。
  3. 座席は1席間隔で販売。
    • フル定員が3,601席らしいので、最大でも1,800人しか集客できないわけで、興行的には厳しい環境下だということです。
  4. 会場でのグッズ販売は三密回避のため中止。
    • ネット上にて絶賛販売中。
  5. 座席の奇数列・偶数列で入場時間を調整。
    • 退場についてもブロックごとの誘導・規制がありました。
  6. 来年3月から2022年6月まで、NHKホールは改修・設備更新工事のため休館となるため、休館前最後の「さとがえる」に。
    • 天井の耐震性を強化するそうです。ちなみに2021年大晦日の紅白歌合戦は、東京国際フォーラムで開催することが既に発表されてます。 → プレスリリースはこちら
  7. 矢野さんはニューヨーク在住のため、日本到着後に2週間の自主隔離をなさったとのこと。

とまぁ、異例ずくめのさとがえるだったわけです。

 

実際、矢野さんも、開演から2曲の演奏があって最初のMCの冒頭で感極まって涙を流していらっしゃいました。

日本とは比べものにならないほど感染拡大しているアメリカに住み、

日常生活においても厳しい行動規制も敷かれ、

マスク着用が政治論争化するなど、国じゅうを分断するような大統領選挙を横目で見つつ、

日米どころか世界中で満足な音楽活動ができなくなり、

それでもなんとかスタッフの尽力を得ながらNHKホールでの1公演にこぎつけ、

その1公演のために一流のミュージシャン(林立夫小原礼佐橋佳幸の各氏)にバンドとして参加してもらい、

自主隔離後からリハーサルをおこない、

いざ当日を迎えたら、目の前には1席おきにマスク着用のオーディエンスが座り、

ステージ登壇の瞬間から、定員の半分しかいないオーディエンスから、いつも以上の万雷の拍手喝采を浴びる。
(みんな、声に出して「おかえりー!」と叫びたいのをガマンして、拍手で表現してたんだと思います。当然その気持ちは矢野さんにも伝わったことでありましょう)

 

とまぁ、こんな状態なのですから、そりゃ矢野さんも泣きますよね。私もちょっとやばかったですし…。

なお、当日ライブ配信された動画は、今月19日までアーカイブ視聴することができます。

私も視聴させてもらいましたが、矢野さんはじめメンバー各位の表情がアップでしっかり確認できるため、「あぁ、アッコちゃんはこの曲のここでも涙をグッとこらえながら歌ってたんじゃん。もうやべーじゃん。こっちももらい泣きしそうじゃん」な体験ができること請け合いです。↓

Coming Soon

 

なお、ライブ内容の詳細については、ファンサイトの筆頭である『やのコレ』さんのレポートでご確認ください。いつも通り、素晴らしいまとめっぷりです。↓
(私のお気に入りソングは「Paper Doll」と「津軽海峡・冬景色」でした。特に後者のアレンジがカッコ良すぎて、変態の域です)

さとがえる 2020

記録写真。

ここからは、思い出の写真などを羅列しときます。

チケット。NHKホールの入口で、スタッフさん確認のもと、自分で半券をもぎります。
渋谷・公園通りの街灯りも人通りも、やはり少し寂しげ。
代々木公園のケヤキ並木。ここ数年続いていた「青の洞窟」イルミネーションは今年は見送られたそうです。
なお左側のNHKは、ホール以外の建て替え工事が始まったようで、フェンスで覆われてました。
NHKホール到着。この景色とも、しばらくお別れです。
アッコちゃんもNHKホールも、また会おね。【矢野顕子 さとがえるコンサート】
「さとがえるコンサート2022」がここで開催されることを祈りつつ。
昨年もそうでしたが、12月は矢野さんと葉加瀬太郎さんが常連さん状態というか優遇されているというか。
NHKは、特別警戒実施中です。
ホールの正面玄関までやって来て…。
まずは検温。おでこを3回ぐらい測られたような気がします。
スタッフさんもご苦労様です。
今年はグッズの展示のみ。
パーカーやらTシャツやらマスクやらどんぶりやら。
ラーメンたべたい。
お買い求めは「矢野顕子 グッズ」で検索検索。
NHKホールの断面模型。開館して、もう47年経つんですね。
キレイに丈夫にしてもらったら、2年後にまた会おね。
クロークは閉鎖中。
1階席ロビー奥にあるラウンジも閉鎖されてました。
毎年、ちょっと早めに入場してここでグダグダするのがお約束だったんですが、今回はしょうがないですね。
2階席ロビーに行列が。
何事かと思ったら、屋外喫煙スペースの順番待ちでした。
スタッフさんがドアを開閉してくれました。お疲れ様です。
定員は4名のみ。そりゃ行列にもなりますよね。
灰皿も4基。1人に1基ずつ割り当てて感染予防。
こういうところ、NHKさんは徹底してます。
この写真のQRコードからも特設サイトに飛べますが、行き先はこちらです。

ということで、矢野さんもNHKホールも、また会おね。

『また会おね』
作詞・作曲・唄:矢野顕子

Link(関連サイト)

  • 矢野顕子さんの公式サイト。↓
[Akiko Yano Official Website]
矢野顕子のLive、Life、Loveがどんどん集まり成長していく公式サイト。有料メンバー制コンテンツでは貴重なライブ映像、音源、フォトギャラリーなどが毎月配信されます。
  • 矢野さんの作品情報が集約されているファンサイト『やのコレ』。↓
やのコレ
  • NHKホールの公式サイト。↓
https://www.nhk-sc.or.jp/nhk_hall/index.html

 

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