JR東日本の「新幹線eチケットサービス」は、心配性な私には使いにくい。

スポンサーリンク
JR東日本の「新幹線eチケットサービス」は、心配性な私には使いにくい。
  • つい先日、JR東日本さんの「新幹線eチケットサービス」を初めて利用し、新幹線を予約してみたのですが、ちょっと不安な点があったので備忘メモ。

「新幹線eチケットサービス」とは。

簡単に言うと…。

  • えきねっと」というwebサイト(もしくはアプリ)で新幹線を予約する。

  • 「えきねっと」に交通系ICカードモバイルSuicaを含む)を登録しておけば、自動改札にICカードやスマホをかざすだけでチケットレス乗車が可能

という、大変便利なサービスです。
具体的には、こちらをどうぞ。↓

新幹線eチケットサービス:えきねっと(JR東日本)
チケットレスでJR東日本などの新幹線に乗車できる、「新幹線eチケットサービス」。「えきねっとトクだ値」商品にも対応。新幹線・JR特急列車のきっぷ予約は「えきねっと」で。

問題は「ICカードの登録」部分。

えきねっとの「ICカード情報の登録・変更・削除」画面は、こんな感じです。↓

「2枚目」はApple Watch用のモバイルSuica、「3枚目」がiPhone用のモバイルSuicaです。

もともとは、空欄(未登録)の「1枚目」のところに、iPhone用モバイルSuicaの「ICカード番号」を登録していたのですが、なぜか私が現在利用しているモバイルSuicaのICカード番号とは一致していませんでした。
(これを登録したのはかなり前のことであり、「なぜ番号が違っているのか。そもそも何のタイミングで登録したのか」は今でも思い出せず…)

いずれにせよ、このままではチケットレス乗車ができなさそうなので…、

  • 「3枚目」のところに現在使用中のiPhoneモバイルSuicaのICカード番号を新たに登録

  • 「1枚目」の旧iPhone用ICカード番号を削除

  • その上で「3枚目」の新規登録したICカード番号を、今回予約したeチケットに適用

という手順で予約を終了させました。
「予約確認」画面だと、こんなふうに表示されます。↓

JR東日本の「新幹線eチケットサービス」は、心配性な私には使いにくい。
「利用するICカード」として、“3枚目”の内容が表示されました。
そういうふうに登録したから当然なんですけど。

これの何が問題なのか。

えきねっと上で、予約購入済みのチケットに「iPhoneのモバイルSuicaのICカード番号」が登録されているのですから、一見何の問題もなさそうに思われます。

しかし、そもそもこの番号は…、

  • まず、手元のiPhoneでモバイルSuicaを立ち上げ、ICカード番号を表示させる。

  • その小さい番号を目で追いながら、さっきの「ICカード情報の登録・変更・削除」画面に手入力する。

というステップを踏んで登録していくため、入力ミスを起こす可能性があると思います。(というか、現に私は1回間違えました。w)

ここでもう一度「予約確認」画面を見てみると、「利用するICカード」の“ICカード利用状態”が空欄になっているので、少なくとも「変更が必要(利用不可)」な番号でないことだけは確認できます。↓

JR東日本の「新幹線eチケットサービス」は、心配性な私には使いにくい。
少なくとも「利用可能」な番号であることは分かりました。

ただしこれが、私のスマホで確かに利用可能な番号なのか、それともたまたま実在する別の番号を入力してしまったのかはハッキリしておらず、このことだけで「東京駅の新幹線改札で本当にチケットレス乗車ができるようになった」のかについては、今ひとつ確証が持てないように思われます。(ここまで疑うのは、私だけ?)

ちなみに、このサービスが始まる前は、モバイルSuica上で新幹線を含む特急券の予約購入が可能でした。しかもチケット情報がモバイルSuica上で確認できたので、「このスマホで、確実にチケットレス乗車ができる」という安心感があったのですが、「新幹線eチケットサービス」開始と同時にこの「特急券メニュー」は終了しまいました。↓

モバイルSuicaアプリ上の「特急券メニュー」。“ここはもう終了したから「新幹線eチケットサービス」を使ってね”とのこと。

まぁ、サービスが置き換わること自体は構わないので、「えきねっとで予約したチケット情報を、モバイルSuica上でも確認する方法さえ分かれば」と思い、サポートセンターさんに電話で問い合わせてみたところ、以下のようなお返事が。

「新幹線eチケット」は「モバイルSuica」とは別のサービスのため、予約したチケット情報はモバイルSuicaでは表示できません。

表示させる予定も、今のところありません。

(「万が一、ユーザーが手入力したモバイルSuicaの番号が間違っていて、新幹線改札ではじかれてしまった場合、どうすれば乗車できるのか」とうかがったところ…)↓

出発4分前(たしか4分前とおっしゃったはず…)までなら、別のICカードの番号を登録し直せば、乗車できます。

(「別のICカード番号がない場合はどうなるのか?」と訊ねたところ…)↓

改札横の有人窓口で、予約時に使用したクレジットカードを持参の上、予約番号を駅員に伝えて下さい。

とのことでした。うーむ。

まとめ

というわけで、せっかくスマホを使って、それも、同じJR東日本さんが提供するモバイルSuicaアプリを使ってチケットレス乗車するのですから、そのチケット情報がアプリ上で事前確認できても良さそうなものですが、残念ながら現状はそうではないようです。

もちろん、通常の“交通系ICカード”の番号を使って予約する乗客もたくさんいるわけで、そういった方々は「このカードにチケット情報が本当に反映されているか」を確認する術はないのでしょうから、同じ条件下にあると言われればそれまでではありますが。

いずれにしても、「えきねっとでちゃんと予約を完了した。自分の使っているICカード(あるいはモバイルSuica)の番号も正しく登録したし、繰り返し確認もした。だけどその予約情報が、このカード(あるいはモバイルSuica)にホントに反映されているのだろうか? 改札ではじかれないだろうか? 最悪の場合、新幹線に乗れなくなってしまわないだろうか?」という不安は、どうしても残ってしまうと思います。

この不安が拭いきれない人は、「えきねっとで予約して、駅の券売機できっぷを発券する」という具合に、チケットレス乗車をあきらめてしまうほうが精神衛生上よろしいのかもしれません。

 

とはいえ、私の本心としては、スムーズで不安感のないチケットレス乗車をあきらめきれないので、せめて「モバイルSuicaユーザー」には(以前そうだったように)アプリ上でチケット情報を確認できるようにしてもらえないものでしょうか。
(サポートセンターの方には、一応「いちユーザーからの要望」としてお伝えしておきましたが、どうなりますやら。 というか、他の方々は心配にならないのでしょうか。笑)

Link(関連サイト)

  • JR東日本さんの「えきねっと」オフィシャルページ。↓
えきねっと(JR東日本)|トップ:新幹線・JR特急列車の予約 東日本のツアー 駅レンタカー申込
新幹線・JR特急の空席案内、申込のほか、国内旅行の予約も可能です。きっぷと合わせてレンタカー予約がおトクにご利用いただけます。
  • 同じく「モバイルSuica」オフィシャルページ。↓
モバイルSuica:JR東日本
JR東日本の「モバイルSuica」公式ホームページ。スマホとSuicaがひとつになってますます便利。いつでもどこでもチャージ!残額確認も定期券の購入も手元でラクラク!新幹線・グリーン車の乗車にも!

 

コメント

  1. かんな より:

    非常に共感できる内容でした。
    えきねっと予約時にeチケットでは無い紙切符の予約をしたつもりで、券売機に発券しにいったら、在来線から東京までの切符だけでてきて、何故か新幹線はeチケのようでした。
    予約時にSuica連携を選択しなかったはずなのに、以前のデータから勝手にそうなったようで。

    なにか中途半端で、無駄にユーザーさを混乱させるシステムのような気がします。

  2. AttracTRIP より:

    コメントありがとうございました。
    eチケットを利用するにせよ、しないにせよ、もう少しインターフェイスとかがわかりやすいとユーザーとしてもありがたいところですよね。

タイトルとURLをコピーしました