ちょっとザラつくのが上質のヤツ。【岩手・小岩井農場のソフトクリーム】

ちょっとザラつくのが上質のヤツ。【岩手・小岩井農場のソフトクリーム】
  • 家族との岩手旅行の記録です。(今回で一段落します)
  • 盛岡市のおとなり、雫石町にある『小岩井農場まきば園』で食べたソフトクリームについてまとめてみました。(個人的にちょっとした発見がありました)

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When(訪問・利用・購入時期)

  • 2019年8月某日。

Where(所在地)

  • 小岩井農場とは、盛岡市のおとなり、雫石町にある“日本最大の民間総合農場”で、かつては農場内に郵便局診療所、そして学校まであったそうです。すげーな。
  • ただの観光農場ではなく、今も牛乳や家畜、さらには材木など幅広い農産物を生産しています。
  • ソフトクリームが食べられるのは、小岩井農場の観光事業施設「まきば園」です。(直接牛舎に行ってもダメです)

Who(同行者の動きなど)

  • この日は両親らと別行動のため、私1人で突撃。
    • 親いわく、「小岩井農場って、昨日“ペレなんとかロックガーデン”に行く時に通ったところだろ。道路からなんとなく見えたし、雰囲気も分かったから、もういい。ソフトクリームもいらない。そっちに行く前にどっか温泉を経由して我々を降ろしていけ」となりました。けっ。

Why(訪問・利用・購入目的&期待値)

  • ソフトクリームを食べに行きたいが、まきば園に入場するには金がかかるらしい。(大人1名あたり800円(税込)
  • しかし私には「自然に浸りたい」「動物と遊びたい」「乗り物に乗りたい」という欲求がまるでない。
  • しかも遅い昼食が災いして「名物のジンギスカンを食いたい」気分ですらない。
  • よって、「うまいと評判のソフトクリーム」をひとつ食べたいだけなのだが、そのために入場料を払わなければならないとは、これ如何に。
  • そうこうするうち、まきば園の駐車場の脇に「園外のお土産ショップ」があるらしいことが判明。
  • 園外なんだから、入場料は不要なはず。
  • これはもう行くしかないでしょ。ソフトクリームもあるに決まってるでしょ。れっつごー。

What(やったこと・体験したこと)

  • 広い駐車場に到着。
  • 駐車場をはさみ、有料ゾーンの向かい側にお目当ての「園外ショップ」を発見。
  • 店内を物色しつつ、ソフトクリームコーナーへ。
  • 食券販売機にお金を投入し、ご婦人スタッフに食券を渡す。
  • 味の選択はなし。白のソフトクリームのみ。それがむしろ潔くて好感触。
  • コーンではなく、カップに入れられたソフトクリームがサーブされる。
  • 目の前に牧草畑が広がるテラスへ出て賞味。
  • コクがあって美味しい。
  • こういう場合、通常の食レポならば「滑らかな舌触り」というべきところだが、むしろこのクリーム内には小さな粒々があるのに気づく。
    • 見た目で分かるだけでなく、口に入れても一瞬ザラッとした食感がある。(すぐに溶けて無くなるが、氷の粒とはどうも食感が違う)
  • ご婦人スタッフさんに尋ねたところ、「低温殺菌しただけの新鮮な牛乳で作っているので、乳脂肪の粒が凍ってるんです。それだけ乳脂肪分が濃い牛乳を使っているという証拠ですね」とのこと。ホホォ。
  • それまでの私は「とろける滑らかさ」だけを訴求するソフトクリームしか知らなかったし、食べてみても実際そうだったし、そんな私にとって「一瞬だけ舌の上でザラついてから溶けていくコクのあるミルク成分」を感じられる、初めてのソフトクリーム体験でした。
  • さすが小岩井、そんじょそこらの観光農場とはワケが違います。

How Much(消費コスト)

  • ソフトクリーム1カップ:税込380円
    • シンプルな白色のみ。「チョコだのイチゴだの抹茶だのと、何かを混ぜたくなる店は、生乳に自信がないだけなのさ」と言わんばかりの潔さ。

Photo(記録写真)

  • 店内も写真撮影OKでした。
駐車場に到着。広いです。
閉園まで1時間を切っていたので、夏休みシーズンながらも空いてました。
有料ゾーン内に、SL列車発見。(矢印部分)
かつてはSLホテルとして宿泊できたそうです。まさに銀河鉄道の夜が過ごせたことでしょう。
駐車場の向こう側に有料ゾーンの三角ゲートがあります。
今回はスルー。(次回はあるのか?)
有料ゾーンの向かい側に「園外ショップ」の建物があります。
ソフトクリームもしっかりアピール。
その名もズバリ「園外ショップ&フード」。
最新の公式マップによると、ここは「アカマツ館」と呼ばれるべき建物らしいのですが、名が体を表しているので、むしろ分かりやすくていいんじゃないでしょうか。
「園外ショップ&フード」のウッディな外観。
  • この建物の位置は、以下の通り。
    • Googleマップ上では今日時点で「岩手モクアート」となっています。
    • 実はここ、この春まで岩手モクアート(小岩井農牧や地元自治体などが出資)が経営する「どんぐりコロコロ」という“木工品の専門ショップ”だったようです。
建物の前でもあらためてソフトクリームをアピール。
しかも「かわいい牛柄カップ」入りだそうな。
このまきば園に来るまでの県道沿いにもたくさんのヒマワリが植えられ、まさに見頃でした。
ショップに入ってすぐの場所で、農場産の野菜も販売。
レッドビーツは1個100円。ダークホースかぼちゃは1個300円。
高いのか安いのか、よく分からず。
この奥の広い売り場にはきちんとしたレジカウンターもあるのに、なぜかここだけ無人販売。「店内レジは利用できない」とも。なんか不思議。
メインスペースは広い広いお土産売り場になってました。
乳製品、スイーツ、雑貨など、いろいろ取り揃えてあります。
おそらく、以前はここで「木工品」ばかりが売られていたのでしょう。
「どんぐりコロコロ」関係者さんには申し訳ありませんが、汎用的なおみやげショップへのリニューアルは正解だったように感じます。
男性用トイレのドア。岩手の方言には「男」を意味する表現がいろいろあります。
で、こちらは女性用トイレ。(中には入ってませんので念のため)
1番下は「びったっこ」と読むのでしょうか。岩手弁、奥が深いです。
ショップの奥の「山林紹介コーナー」。
でっかいクマがお出迎え。
岩手モクアートさんへのリスペクトでしょうか、「どんぐりコロコロ」時代の記憶を留めたような展示スペースになってました。
せっかくの広さですから、もう少し木工品を多く展示してもいいんじゃないかと。
吊り下げられた“空飛ぶフクロウ”。カッコいい。
木製カヌー。「時価」という値札が付いていたように思いますので、欲しい方はお早めにどうぞ。
木彫りのウサギちゃん。
ニンジンだけ着色してあるのがいいアクセントになってます。
そんなこんなで、ようやくソフトクリームコーナーへ。
この後ろ姿のご婦人スタッフさんが、私のためにソフトクリームを巻き巻きしてくれました。
「かわいい牛柄カップ」に入ったソフトクリームがこちら。
今見てもうまそう。
テラス席に出て、この広大な牧草畑を眺めながらいただきました。
あそこあそこと違って、高圧送電用の鉄塔は見えません。完璧な景色。これぞ小岩井クオリティ。
添えられた木製スプーン
先っちょが、ちゃんと窪んでます。素晴らしい仕事ぶり。
前述した「乳脂肪分の粒々」感が分かりますでしょうか。
いわゆるジェラートのザラザラ感とも違う、独特の食感が楽しめました。
スプーンに着いた粒々。
これが「凍った乳脂肪分」だっつうんですから驚き。
だからといって妙に乳臭いわけでもなく、さわやかなコクが楽しめる絶品のソフトクリームでした。(個人の感想です)
最後に、あらためて「かわいい牛柄カップに入ったソフトクリーム」のご尊顔を拝見。
ごちそうさまでした。

Good(イケてる点)

  • 私のような「入園したくない客」だけでなく、(時間の都合などで)「入園できない客」に対しても良質な牛乳を使ったソフトクリームやスイーツを買えるようにすべく、木工品専門店を園外ショップへとリニューアルさせたのは、立派。
    • 以前は県道沿いに小さな園外ショップがあったようですが、衛星写真で見ると店の大きさが全然違います。
    • おそらく「園外ショップを拡充すれば入園料収入が減る」とか「有料ゾーンでの飲食売上に影響が出る」などの反対意見もあったんじゃないかと想像しますが、顧客満足度の観点からは正しい判断だったと思います。
  • きちんと窪みを設けてある木製のスプーンもグッド。食べやすくて素晴らしいと思います。
    • もしかしたら「どんぐりコロコロ」さんチームの仕事なのでしょうか?(それを想像すると、ちょっとグッときます…)
  • そして何よりも、ここのソフトクリーム、美味しいっす
    • 健康な牛さんが出してくれる、コクのある牛乳を感じさせてくれました。
    • 生産者と牛さんに感謝。

Not Good(イケてない点)

  • ソフトクリームがコーンに乗せられるのではなく、カップに入っている点。(この際「かわいい牛柄」デザインはおいておきます)
    • 途中でコーンを食べて、冷たさでマヒしてしまった舌先の味覚を回復させることができません。
    • まぁ、口の中が凍えないように、ゆっくりじっくり味わいながら食べればいいだけですけど。

Conclusion(まとめ)

  • ということで、時間とお金に余裕があって、かつ自然とたわむれたい方は、ぜひ入園料を払って有料ゾーンにも行かれてみてはいかがでしょう。
    • 私も、当日仮に空腹だったとしたら、ソフトクリームにとどまらず、有料ゾーン内のレストランでジンギスカンとか食っていたと思います。

Link(関連サイト)

  • 小岩井農場まきば園の公式サイト。
小岩井農場
東北・岩手県の観光スポット小岩井農場まきば園。国指定重要文化財21棟や、先人たちが植え育てた100年の森など、非公開の生産現場を体感できるツアーや、お子様から大人まで楽しめるアトラクション、小岩井農場限定グルメが人気です。
  • 今年の春まで、この「園外ショップ&フード」で営業していた木工品専門店、どんぐりコロコロ(岩手モクアート)の公式サイト。
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