- 仕事でちょくちょく通っている川崎駅周辺で見つけた飲食店紹介。久しぶりの今回はいわゆる町中華の「太陸(たいりく)」さんです。(「大陸」ではなく「太陸」です)
- 食べログさんでの評価が3.49(投稿日時点)だけあって、かなりおいしかったです。
場所はこの辺。
ここです。↓
2023年5月下旬の夜に飛び込みでおじゃましたところ、奇跡的に1卓だけ空いていて、待たずに座れました。
(その後、何組もお客さんがやって来ましたが、その都度「満席でごめんなさい」がくり返され、そのままラストオーダーを迎えるという盛況ぶりでした。電話予約してから行くのが確実かと)
一言付け加えることがあるとすれば、この太陸さんが面している仲見世通りには全国チェーンの有名居酒屋から個人経営のアジアンレストランやスナック・キャバクラにいたるまで、さまざまなタイプの飲食店がびっしりと軒を連ねているということです。
そのためお店同士の競争も激しいようで、夜になるといろんな「客引き(のように見えるお兄さん・お姉さんたち)」があちこちに立っていてる、そんな繁華街の一角にあるのがこの太陸さんなのです。(太陸さん自身は呼び込みなどをやってはいませんでしたので念のため)
仕事仲間と共に向かった我々おっさんコンビに対する“夜のお誘い”は、なかなか活発なものがありました。
「怖い」と感じることはなくても、通りを歩いている最中に2回以上「さ、どうですか先輩、もう一軒。楽しい乳搾り!」などと声をかけられると、さすがにめんどくさくなってくるわけで。
女性の方は「男性と一緒に行く」「女性だけで行くならランチタイムに行く」「仲見世通りを縦断せず、並行する新川通りから横入りする」など、適宜工夫されたほうが安心かもしれません。
(あ、ちなみに昼間は全く静かな通りですし、夜でも身の危険を感じるようなことはありません。あくまでも私個人の印象ですが)
店の様子・食べたもの。
写真でご紹介します。
まずは外観。赤いテント看板が印象的。↓
(餃子推しのお店であることがうかがえます)
軒先に置いてあるドラム缶テーブル。立ち飲みの可否は不明。↓
料理サンプルの奥に見える店内。ほぼ満席でした。↓
(あー、腹へった〜)
店内。これ以外のアングルだとお客さんが映り込んでしまうのでレジまわりのみ撮影。↓
そんなこんなで、何はなくとも焼き餃子を注文。↓
肉と野菜のバランスが絶妙で、たいへんおいしかったです。
せっかくなので水餃子(茹で餃子)も注文。↓
皮のもちもち感もすばらしく、個人的には焼きよりも茹でのほうが好きなので、楽しめました。↓
勢いに乗って肉野菜炒めも追加。↓
「もしかして、味の素をけっこう入れてる?」という気もしましたが、仮にそうだったとしても、うまかったので何の文句もありません。
(何の変哲もない)肉野菜炒めにおいて、化学調味料なしであの旨味が出せているのだとしたら、それはそれですごいと思いますし。
締めの五目炒飯。なぜかだし巻き玉子入り。↓
油をたっぷり吸った飯がうまかったです。(このへんは好き嫌いが分かれるかも)↓
感想。
久々に「うまい町中華だったなぁ」という感じのお店でした。
かつて投稿した、ラ チッタデッラ近くの中華料理店「成喜」も大変おいしかったのですが、個人的には今回の太陸さんのほうが強く印象に残りました。(←もちろんいい意味で)
うまかったのはもちろんのこと、ホール担当の若い男性スタッフさんの接遇が極めて礼儀正しく、かつキビキビとした爽やかさのある応対で、楽しく食事をすることができました。(男女に関係なく、こういう店員さんの存在って、重要なんですよね)
ちなみに、「タワー硬焼きそば」が名物メニューらしく、数組のお客さんが召し上がっていましたが、中年男性2人にはヘビーすぎるので今回はパスさせていただきました。
(気になる方は「太陸 タワー」で画像検索してみて下さい)
かつては深夜まで営業していたんじゃないかと思わせる店構えですが、現在はコロナ禍の影響もあってか22時閉店だそうです。
これからも「やっと仕事終わったなぁ。帰る前にこの辺でなんかぱぱっと食っておくかなぁ」という時の筆頭候補として愛用させていただきます。
余談ながら、退店直後に「さ、中華の後にどうですかもう一軒。キャバクラ。女の子。ハプニング」という怒涛のオファーをもらう仲見世通りの猥雑さって、なんか嫌いになれません。
(さっさと帰りましたけど。w)
Link(関連サイト)
- 「太陸」さんの公式インスタグラムアカウント。↓
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