川崎・矢向の縄文推しの温泉「志楽の湯」に行ってきた。

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川崎・矢向の縄文推しの温泉「志楽の湯」に行ってきた。
  • 仕事の都合で頻繁に川崎駅周辺に来るようになってから、銭湯の多さに気づきました。

  • 現在のような沿岸部だけでなく市内の至る所に工場があって、帰る前に「競馬競輪で当てたら行きつけの飲み屋で飲んで、まだ財布に余裕があればひとっ風呂浴びてから堀之内とかで遊ぶ」みたいな“働く男の街”だった頃の名残なのかなと想像したりしていますが、そんな川崎駅からJR南武線で2駅目の矢向駅近辺に、天然温泉施設があることを知り、仕事帰りに寄ってみました。

  • ということで今回は、なぜか“縄文推し”の「縄文天然温泉 志楽の湯」さんの記録です。

場所はこの辺。

ここです。↓

住宅街の真ん中に大きな木が生い茂った空間があり、その中にひっそりと佇む、そんな雰囲気の施設です。

 

公式サイトによると、「昔は縄文の森 → その後は田んぼに → さらに半導体のテスト工場が建てられた → 2002年に工場閉鎖 → 思い切ってこの地を原点である縄文時代に戻してみることに → ボーリングしたら40℃近くの高張性の天然温泉が噴出 → 現代人の生きる力を再び呼び起こす温泉施設を作ることに」というような経緯を経ているとのこと。

そんなことから、「縄文」がキーワードになったんでしょうね。

ちなみに私が訪問したのは初回が2021年の11月、2回目が2022年の1月ですが、とろみのある泉質で、なかなか気に入りました。

店の様子。

浴室内部の撮影は当然ながら不可能なので、それ以外の写真で雰囲気だけでも感じていただければ。

まずは駐車場。↓
この木々の奥に温泉施設があります。

アスファルト舗装されていないので、雨の日のクルマ利用はちょっと大変かも。

本館へのアプローチ。↓
右奥が温泉施設本館で、左方向に進むと蕎麦創作レストラン「志楽亭」があります。
(本館からも渡り廊下経由で食べに行くことが可能)

とても半導体のテスト工場跡地には見えません。

レストラン「志楽亭」のメニュー。↓
売りはお蕎麦のようです。

温泉は右方向へどうぞ。↓

川崎・矢向の縄文推しの温泉「志楽の湯」に行ってきた。
味のある書体と矢印。

本館の入口に到着。↓

わざとらしいくらいの“ひなびた感”。嫌いじゃないです。

館内その1。↓

店主(オーナー?)のアートへのこだわりが垣間見える館内でした。

館内その2。↓

照明は全体的に控えめ。落ち着いてます。

浴室に向かう通路に展示してある縄文式土器。↓

縄文か弥生かと訊かれれば、私は縄文のほうに惹かれます。かっこいいデザイン。

時代の要請、「黙浴」ポスター。↓

みなさん、静かに温泉を楽しんでいらっしゃいました。

感想。

こちらの温泉施設では「入れるのは5歳以上」という入館制限があり、さらに大人の入館料が平日1,100円、土日祝祭日1,300円と、市内にたくさんある銭湯(公衆浴場)の料金(2022年2月時点で490円)に比べればいささかお高めに設定されていることもあり、私が訪問したのは2回とも土日祝日でしたが、さほど混んでおらず、快適に過ごすことができました。

一言でいうと“大人がくつろぐ温泉”ってところでしょうか。

「洗い場がちょっと寒い」「洗い場から内湯に向かう通路の床がわざと凸凹に加工されている(足ツボ刺激を狙っているそうです)」「濁った泉質なのに、広い露天風呂の浴槽の底に大きな岩が埋め込まれて慎重に歩を進めないとコケそうになる」など、“縄文・自然・天然・素朴”を意識するあまり、いささか気をてらい過ぎた感がないわけでもありませんが、私にとっては妙に落ち着く温泉でした。
(脱衣所がいささか狭いような気がしますが、これは“縄文テイスト”とは無関係だと思うので中長期的には改善の余地があるかと存じます)

 

また、2度目の訪問時には併設の蕎麦創作レストラン「志楽亭」で飲み食いもさせていただきましたが、確かに美味しいお蕎麦でした。(日本酒を飲み過ぎてベロベロになってしまい、写真が見当たりません…汗)

そんなこんなで、大人の皆さん、縄文好きの皆さん、「濁った泉質でなければ温泉じゃない」な皆さんにはお薦めいたします。

  • 縄文天然温泉「志楽の湯」さんの公式サイト。↓
川崎・矢向 縄文天然温泉「志楽の湯」
都心から30分。川崎・矢向にある縄文天然温泉「志楽の湯」です。
  • 併設された蕎麦創作レストラン「志楽亭」の紹介ページ。↓
川崎・矢向 縄文天然温泉「志楽の湯」
都心から30分。川崎・矢向にある縄文天然温泉「志楽の湯」です。
  • Wikipediaさんの「縄文時代」ページ。↓
縄文時代 - Wikipedia

 

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