「棚田」なんだな。【バリ島のライステラス】

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「棚田」なんだな。【バリ島のライステラス】
  • 米作りが盛んなバリ島では、山間部でも斜面を階段状に整地して田んぼ(いわゆる棚田)として利用しているところがたくさんあります。
  • その中で、結果的に「棚田が一望できる眺めのいい場所」が観光スポットになっていたりもします。
  • 日本国内にも有名な棚田はありますが、それとは一味ちがう「南国の棚田」をご紹介してみます。

When(訪問・利用・購入時期)

  • ウブドなどの山間部をクルマで移動していると、普通の田んぼはもちろん、棚田もあちこちで見ることができます。
  • そんななか、わざわざ「あの有名な棚田を見に行こう」と意識して出かけたのは、2000年、2003年、2009年ぐらいだと思います。

Where(所在地)

  • このあと写真をご紹介しますが、どこで撮った写真なのかを正確に特定できませんでした。
    • 撮影地の可能性が高いのは、以下のあたりかと。
    • どちらも今や有名な観光スポットになっていて、棚田を眺めながらひと休みできるナイスビューなカフェも点在しています。

Who(同行者の動きなど)

  • 約1名、田んぼ(とりわけ棚田)に熱く執着するメンバーがおり、その人が参加する旅行回では、かなりの高確率でライステラス見学ツアーが企画される。

Why(訪問・利用・購入目的&期待値)

  • 「日本の田んぼや棚田と何が違うのかを解き明かす!」と意気込みながら見学開始。
    • しかしだいたい途中で挫折し、「あーキレイだなぁ。この景色を眺めながら飲むお茶も、一服するタバコもおいしいなぁ」で終わること多し…。w

What(やったこと・体験したこと)

  • 現地旅行会社でクルマをチャーターし、「半日自由コース」などの一環として立ち寄る感じ。
  • 広がる棚田の景色にひたすら見惚れる。
  • 写真を撮りまくる。
  • 遠景を眺め続けながら「近視が少しは改善するように」と祈る。 などなど。

How Much(消費コスト)

  • 2009年の時のチャーター費は、「8時間(12時間だっけ?)で80USドル
    • 当時のレートで約7,700円

Photo(記録写真)

  • まずは2000年。
茅葺き屋根とライステラス。
お祀りされる神様と、ライステラス。
筆者とライステラス。長時間クルマに揺られてお疲れ気味。
日本の棚田との決定的な違いは、ヤシの木の存在です。
そして、疲れた日本人。
  • つづいて2003年。
2000年の場所よりも、さらに傾斜のきついライステラス。
丘陵のてっぺんから谷底まで、すべてを田んぼ化。
奥に広がる平らなヤシの木の林をなぜ田んぼにしないのかが、むしろ不思議。
雨季には猛烈な通り雨も降るのに、よく土砂が崩れないもんです。
維持管理田植え稲刈りも、全てが大変なんでしょうね。
利用した現地旅行会社の日本語ガイドさんと。
ガイドさんは左です。
  • 最後は2009年。
田んぼの中にヤシの木が点在するライステラス。
農作業中のおじさんがニコリ。素敵な笑顔。
谷の向こう側だけでなく、手前側も部分的にライステラスっぽくなってました。
相変わらず、笑顔の素敵な農夫さん。カメラ目線もバッチリ。
いい景色です。
あの、そろそろ、農作業に戻っていただけないでしょうか…?
お忙しい中、これ以上お時間を頂戴するのも申し訳ないですから…。
田んぼ1枚の面積がこんなに小さくてなってでも、棚田にして米を育てようというバリ農民の意気込みに感銘を受けます。
だから、邪魔だっつってんだよっ!
いいかげん、どけっつーの!
しかも微妙にカメラ目線からズレてるし!
  • ということで、すでにお気づきでしょうが、このおじさんは「農夫を演じているモデルさん」なんですよね。
    • だから、こうやってずっとポーズをとって観光客にサービスしてくれているのでしょう。
  • おそらく、この画面の手前にある土産物屋(だったかな)のオヤジさんかなんかで、「オラッっちの田んぼで、いつの間にか外国人がたくさん記念撮影していくようになったみてーだな。だったら田んぼの横っちょでよ、バリ土産でも売ってみっぺ。オラも農夫として客寄せモデルになるっぺよ。そしたらおめー、オラがつっ立ってるだけで売上倍増だべよ! ウワハハーッ!」という経緯があるんだと思います。(根拠なし)

Good(イケてる点)

  • ドワっと開けた棚田のランドスケープは目に良さそう。
  • 森と水と田んぼの気配(というか空気感というか)にも癒される。
  • 風の音、鳥や虫の鳴き声が常に聞こえてくるのも素晴らしい。
  • 五感が癒される場所、それが棚田。

Not Good(イケてない点)

  • 現地旅行会社に頼むと、観光地化がかなり進んだメジャーな棚田ばかりを案内されるので、そこは注意する必要あり。(まぁそれでも十分楽しめますが)

Conclusion(まとめ)

  • もっと素朴で観光地化されていない棚田もあるとは思いますが、その辺を狙うなら、地元コミュニティと太いパイプのある旅行会社を見つけるしかないかも。
  • 個人的には、この棚田を成立させている水利システムスバックと呼ばれるもので、2012年に世界遺産に指定)にも興味があるので、機会があればそちらも見学できればと思います。

Link(関連サイト)

  • ユネスコの世界遺産リスト内、スバック紹介ページ。
Cultural Landscape of Bali Province: the Subak System as a Manifestation of the Tri Hita Karana Philosophy
The cultural landscape of Bali consists of five rice terraces and their water temples that cover 19,500 ha. The temples ...

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