- 2年半ぶりのバリ島旅行に向けた準備記録です。
- 日本国内では新型コロナウイルス第7波が到来中ですが、バリ島でもジワジワと感染者がまた増えつつあるようです。
- そんな中、昨日(2022年7月26日)になってバリ島(バリ州)の州都にある在デンパサール日本国総領事館から注意喚起が出されましたので、ここに記録しときます。
注意喚起の内容。
ひとことで言うと、「日本帰国に必要なPCR検査で陽性結果となり、バリ島から出るに出られなくなる人が増えてるから、要注意だよ」という内容です。
もう少し噛み砕くと…、
- 陽性で帰国困難となった旅行客から、毎日のように総領事館に相談が入るようになった。
- 陽性になると最大10日間の隔離となり、そうなれば予定通り帰国できないし、延泊や治療の費用もかかってくる。
- 一度感染すると、体内に残った死滅ウイルスが検査で拾われ、陽性反応が出続ける場合もある。そもそも入島時の検査が不要になったので「バリ島で感染した」のかどうかも特定困難。
- 隔離から10日間経っても陽性が続く時は、必要書類を揃えてもらえれば総領事館が帰国援護することも可能。(←いわゆる“領事レター”というやつかと)
- 旅行者用ビザの有効期間(30日間)は、感染して隔離になったからといっても自動延長されない。期限切れの前に更新手続きしないと罰金対象。(100万ルピア/1日)
- バリ島に来るなら、基本的な感染予防対策だけでなく、感染 → 延泊に備えた余裕ある日程立案と、コロナ治療を補償する旅行保険加入を推奨。
という感じです。
詳しくは、こちらのオリジナルをどうぞ。↓
総22第61号(バリ島旅行を計画中の皆様へ:注意喚起(帰国時PCR検査陽性による帰国困難事案の増加))
旅行会社の反応。
この注意喚起を受け、例えばウェンディーツアーさんではさっそく公式サイト上でも全文を引用する形で情報発信を始めていらっしゃいます。↓
そもそもウェンディーツアーさんでは「バリ島旅行安全・病気情報」というページを用意し、こまめに更新もなさっているようで、非常に好感が持てます。↓
一方、バリ島専門旅行会社の老舗であるバリ王さんも「バリ島安全対策情報<在デンパサール日本領事館より>」というページを用意なさっていますが、本日(2022年7月27日)現在、最新情報は“2022年05月”で止まっているようです。↓
その代わりなのかどうかは分かりませんが、総領事館が注意喚起を出したのと全く同じ日に、バリ王さんは「バリ島現地ブログ」を更新し、“バリ島旅行者の声”を紹介する記事を投稿しています。↓
(「楽しかった・来てよかった・何の問題もなかった」という肯定的な意見が中心です)
まとめ。
まぁ、バリ島で帰国前PCR検査を受けた結果が陰性となり、予定通りに帰国できればそりゃぁ「楽しかった・来てよかった・何の問題もなかった」になるとは思うのですが、問題は「ピンピンしてるのに陽性」だったり、ましてや「発症してしまった」場合でありまして、「もともと5日間の日程なのに、10日間の隔離が追加された」りしたら、帰国後の仕事や家庭生活に大きな支障が生じかねません。
しかも、そのコンディションは人それぞれですから、同行メンバー間でも意識の差が生じることもあるでしょう。
けさのテレビ朝日「羽鳥慎一 モーニングショー」でも“第7波がもたらす国内旅行への影響”を取り上げ、はとバスさんの「グループ内で意見の相違がありキャンセルという声が多い」というコメントを紹介していらっしゃいました。↓
いずれにせよ、現地の総領事館がバリ島旅行を計画している人々に向けて注意喚起を出したのは事実ですから、8月(しかもお盆前)の出発を予定している私としても、同行メンバー全員でディスカッションをする必要がありそうです。
関連サイト。
- 在デンパサール日本国総領事館の公式サイト。↓
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