- JR東日本「大人の休日倶楽部パス」を使った北海道旅行記の4回目です。
- いくら「鉄道乗り放題きっぷで札幌〜稚内を日帰りで往復する」とはいえ、わざわざ東京から日本最北端の街までやってきて稚内駅から一歩も出ないのではさすがに芸がありません。
- 幸い、稚内駅到着から帰りの特急宗谷発車まで4時間以上も時間が空いていたため、ブログネタ充実も兼ねて、稚内駅前でレンタカーを調達して市内観光を試みました。
- 時期は2023年6月最終週。天候は「雨ときどき曇り、一時土砂降り」といった感じです。
コース。
稚内駅前でレンタカーを借りて出発 → 宗谷岬 → 宗谷岬公園(宮沢賢治文学碑) → 白い道 → ノシャップ岬 → 稚内公園(九人の乙女の碑) → 稚内港北防波堤ドーム → 駅前に戻りレンタカー返却。
全体ルートを地図に落とし込むとこんな感じです。非常に走りやすい道でした。↓
一人旅でのドライブだったため、運転中の写真撮影が難しく、いささかもどかしいシチュエーションもありましたが、そのへんはGoogleストリートビューやテキストで補ってみます。
稚内駅(レンタカー屋さん) → 宗谷岬。
まずは、一番遠い目的地である宗谷岬へ向かいます。
目的地は「宗谷岬駐車場」に設定。↓
稚内駅前を出発。↓
海沿いを通る国道238号線の路面のところどころに「シカ注意」の道路表示がありました。↓
「えー、いくらなんでもこんな広い道路をシカが横断するのか? それに、左側は海しかないじゃん」などと思っていた矢先、まさにこのストリートビューのあたりで、前方30m先ぐらいをエゾシカ1頭が悠々と道路を左から右へと横切っていきまして、運転しながら思わず「うぉー!」とか叫んでしまいました。w
続いてこの景色。↓
当日はこんな感じに晴れてはおらず、風力発電施設が建っている高台全体が隠れるほど雲だか霧だかガスだかが発生しており、「白いベールの中から大きな風車群が頭をのぞかせる」という、極めて幻想的な風景が展開されていました。
そうこうするうち、宗谷岬に到着。有名な三角形のモニュメント。↓
「あそこが日本の本土における最北端の地、宗谷岬でござる。そのはるか向こうが樺太でござる。現在、日本政府の実効支配が及ぶ範囲の最北端の地は、この沖合い西北西1kmにある弁天島という無人島でござる。日本が領有権を主張する範囲の最北端の地は、択捉島のカモイワッカ岬でござるぞ」と睨みをきかす間宮先生。↓
モニュメントを正面から。↓
(曇天に突き刺さるかのようなモニュメント)
私と同じ特急宗谷で稚内駅に着いた観光客の多くは路線バスや観光バスで周遊するらしく、レンタカー利用の私はバスよりも先に到着できたようです。
おかげでお客さんがほとんどいらっしゃらず、思う存分撮影できました。
(人が少ないのは、悪天候のせいもあるとは思いますけど)
接近。↓
「おい、わしも忘れるでないぞ」。↓
海へ降りる最北端の階段。↓
(想像以上に遠浅で驚きました)
いろんな歌手がカバーした1970年代の歌謡曲「宗谷岬」の歌碑。↓
日本最北端の公衆トイレ。↓
日本最北端のピースポール。↓
確かに世界人類が平和であってほしいですが、このポールは新興宗教団体の活動の一環らしいので、いささか複雑な気持ちにさせられる最北端です。
最北端の水飲み場。↓
(見つけた範囲で)最北端のマンホールのふた。↓
最北端の公衆電話。ならびに、最北端の乗務員•添乗員専用休憩室。↓
最北端の自動販売機とポスト。↓
最北端のプロパンガスと換気扇。見るものすべてが最北端w。↓
「なんでもかんでもサイホクタン〜♪」などと1人で盛り上がっていたら、バス勢の観光客さんたちが到着し、モニュメント前が活気付いてきてので、ひと足さきに次の目的地へ移動することにしました。↓
おまけの動画をどうぞ。(3分30秒ほど)↓
雨と風の音も「臨場感」として味わっていただければ幸いです。
稚内市内観光の続きは、また次回に。
Link(関連サイト)
JR東日本さんの「大人の休日倶楽部」公式サイト。↓
稚内市役所 建設産業部 観光交流課さんの「最北のまち 稚内観光情報」ページ。↓
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