- 2024年夏のバリ島旅行記の2回目は、現地での滞在部分をいったんすっ飛ばして、復路のフライトについてまとめておきます。(乗り物好きなもので…)
- すべての情報(価格を含む)は、2024年8月時点のものです。
経過・写真など
もともとは往路同様、ガルーダ・インドネシアさんのデンパサール〜成田の直行便を予約していたのですが、諸般の事情でバリ島での滞在が1日延びてしまったため、やむなく「デンパサール〜ジャカルタ間の国内便をLCCで。ジャカルタ〜羽田間をガルーダで」というフライトに変更することに。
できれば翌日の直行便、もしくは乗り換え便であっても国内線区間もガルーダで統一しておきたかったのですが、残念ながら全く空きがなく、しょうがないのでジャカルタまでのフライトは予約サイトで最安だった某LCCをチョイスした次第です。(初めて聞く名前のLCCだったので、この段階では興味津々でした)
ということで、ングラ・ライ国際空港の国内線ターミナルに到着。
この頃はまだ、「2013年までは、国際線もここから離発着してたよなぁ」と、懐かしむ余裕がありました。
国内線ターミナルの出口にある「ようこそバリへ」的なフォトスポット。インドネシア人のお客さんにも人気。
LCCのチェックインまで時間があったので、ターミナルに隣接するスタバへ。
(正確に言うと、前日になってLCC側から「出発予定時刻を1時間半遅らせます」というメールが届き、そのぶんチェックイン開始も後ろにずれ込み、時間に余裕ができたというわけです)
「そもそも、ジャカルタでの乗り継ぎ時間がたっぷりあり過ぎたから、出発予定時刻の変更はむしろありがたいかも」などと余裕をかましながら腹ごなししている図。
スタバ店内の冷房が強すぎたので、屋外席(喫煙可)で暖をとったり。
その後、無事にチェックイン完了。
「昔はターミナルの端っこの日本食レストランで時間を潰したよなぁ。どの辺だっけ?」などと探索する余裕が、まだありました。
免税品店を冷やかしつつ、搭乗開始時刻になったのでゲートへ。
で、そのゲート。
なんと、乗る予定のLCC便のほかに、もうひとつ別のLCC便の搭乗案内がディスプレイに併記されていて、びっくり。
「やれやれ、これじゃぁ飛行機を乗り間違う人が出るんじゃね?」と心配する余裕をかましてみたのも束の間、実はひとつ前の別LCC便の搭乗がまだ始まっていないという、悪夢のような事態であることが判明。
先発の別LCC便への搭乗客が捌けたあと、当方側のLCCもようやく搭乗開始。
「うーん、ジャカルタのターミナルって広いから、これ以上出発が遅れると乗り換えが慌ただしいことになるかも。ガルーダのラウンジに立ち寄る時間はないかも」と少し焦ってきている頃。
LCCにありがちな「小型機なので機内の通路は一本」「多くの客が機内にキャリーケースを持ち込み、荷物棚への収納に時間がかかる」「その合わせ技で、なかなか乗客の列が進まない」という現象にも遭遇。焦りが苛立ちへと変わりつつある頃です。
その後、「プッシュバックが始まったのに、数分したら機体がまたボーディングブリッジに戻る」という新手の攻撃を受けたりして、結局「前日告知の1時間半のディレイに加え、さらに1時間弱の遅延が発生し、トータルで2時間半近く遅れてデンパサールを離陸」することとなりました。さすがに心が折れました。
そのさなかに撮影した機内動画をどうぞ。
トータルで約2時間半も遅れて乗り換え地のジャカルタに着き、広い広いターミナル内を文字通り全力疾走した結果、日本への乗り継ぎ便のチェックイン終了時刻にギリギリで間に合いました。
何気ない出発ゲートの写真に見えますが、このときは全身汗だくで、ハンカチからは汗が滴り落ちるほどでした。(←比喩じゃありません)
将来、斜めにガラスが張られたこの巨大なターミナルを利用するたび、この日のことを思い出すに違いありません。
無事に「HANEDA」の表示を拝めました。
機体に対して「無事にあなたに会えてよかったです。お世話になります」と念じつつ乗り込みます。
(機内のトイレで、早々に予備のTシャツに着替えました)
両国の首都を結ぶこの路線は、内装・照明・ディスプレイなど設備の全てが、成田〜デンパサール直行便の機材より新しくてキレイでした。
夜食の惣菜パンをビンタンビールで流し込み、速攻で就寝。
気づいたら、夜明け。
日本の夜明けは近いぜよ。
で、羽田に到着。
(朝の機内食も食べましたが、撮り忘れました。というか、帰って来れただけで十分。機内食なんかどーでもいーわ、という気分w)
「どの国からの飛行機も、みんな無事に飛んで帰って来れたんだね、僕もだよ、よかったね」と、妙に感傷的にさせられた手荷物受け取りターンテーブルの案内表示。
「羽田に着いたのも何かの縁だから、ここからならほど近い川崎駅前の取引先(職場同然)に直接顔を出してお土産配っちゃえ」ということで乗り込んだタクシーからの車窓。並走する貨物列車が「よっ! お帰りっ!」とエールを送ってくれているかのよう。(←妄想が過ぎる。。)
「羽田と川崎は、わりとご近所なんですね」ということを体感した際の記事はこちら。(当ブログ最多アクセスを誇る人気記事です)
次回に続きます。
Link(関連サイト)
- ガルーダ・インドネシア航空さんの公式サイト。
- HISさんがまとめた「LCCのメリット・デメリット」ページ。
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