- 仕事で通う川崎駅•東口エリアで食べたお店のご紹介シリーズ。今回は讃岐うどんです。
- 「昼飯どきにこの店の前を通りかかると、いつもお客さんが並んでるよね」と仲間内で話題になっていたお店でして、ようやく訪問する機会に恵まれました。
- ということで、今回は讃岐うどん「麺一滴」さんです。
場所はこの辺。
場所はこちら。
JR川崎駅から歩いて10分ぐらいでしょうか。
2021年11月上旬にお邪魔しましたが、開店時刻(11時30分)の10分前にはすでに数組のお客さんが並んでいる状態で、我々は3組目の入店だったと思います。
店の様子・食べたもの。
外観はこんな感じです。
この写真、実は食べ終わって退店した時点で撮影したものなのですが、2回転目(2巡目)の入店を待つお客さん達が既にしっかり並んでいらっしゃいました。↓
店頭に置いてあるメニュー&お店PR。↓
お店の看板。↓
無事、1巡目で入店でき、カウンターを案内されました。↓
お膳の上にセットされた和系カトラリー。店内は既に魚介節とごま油のいい匂いで満たされてました。↓
カウンターテーブル上に置かれたグランドメニュー。これ以外に、“今日はこんな旬なネタで天ぷらできるよ”的なことが書かれたメニューボードが別途あります。↓
私は「かけうどん・かしわ天・かき揚げ」をオーダーしてみました。
こちらはカウンター上の各種調味料。↓
目の前では、無口な大将が黙々と天ぷらを揚げ、うどんを茹でてます。↓
さらに待っていたら、まず薬味が登場。↓
そうこうするうち、まずはかしわ天が登場。↓
さほど間をあけずに、かけうどんとかき揚げが供されました。ご注文は以上です。↓
かしわ天だけでなく、かき揚げもサクサクしていて実においしかったんですが、それより何より、とにかくかけうどんの旨さに圧倒されてしまいました。
昆布・煮干し・かつお節・めじか節・うるめ節・さば節からとられたダシは、上品すぎずクドすぎず、とにかく美味しいの一言に尽きます。
で、讃岐から取り寄せた粉で打ったうどんも固すぎず柔らかすぎず、「よくぞこのダシ汁とこのうどんが出会ってくれましたね! よくぞこの天ぷらを連れてきてくれましたね!」としか言いようのないお味でした。
いやぁ、ホントにごちそうさまでした。
まとめ。
美味しいだけでなく、(たぶん)親子3人の絶妙な連携による家族経営にも感銘を受けました。
ほとんど話すことなく天ぷら鍋とうどんの茹で釜の番をする職人気質の大将(たぶん父親)。
主にホールを取り仕切り、追加オーダーや料理提供などを含めお客さんと気持ちの良いコミュニケーションをとってくれる奥さん(たぶん母親)。
そして、時には父親に代わってうどんの茹で具合をチェックしたり、出来上がった料理を手際よく調理台に並べながら、さらには「昔はヤンチャしてました」的な匂いを感じさせつつ、それでも時おり母親とだけは軽く談笑しながら厨房からホールまでをてきぱきこなす、ちょっとぶっきらぼうなキャラが滲む息子さん。
これで料理が不味かったら単に「がんばれよ」で終わるのですが、とてつもなく美味しかっただけに「お願いですから健康には気をつけてください! 家族仲良くしてください! そしていつまでもお店を続けてください!」と祈らずにはいられませんでした。
(単なる客の分際でいうのもおこがましいのですが、この家族3人の誰か1人でも欠けてしまったら、今の美味しさは続かないんじゃないかという気がしますし、他人の従業員で人数だけ補充したとしても、おそらく別の店になってしまうんじゃないでしょうか。もちろん、別の美味しさが生まれる可能性もあるでしょうけど)
よその家族の詮索はこのへんにして、お店の待ち時間に関連する(かもしれない)補足を少々。
緊急事態宣言が明けていたのでランチタイムでも普通にお酒を提供していましたが、1巡目のお客さんの中に4人ぐらいの若者グループがいらっしゃって、人数的に店内中央のテーブルをほぼ占領する形になり、あらゆるネタの天ぷらを次々と注文し、それをつまみに酒を飲み出すシーンに遭遇したのですが、家族従業員の皆さんは快く追加注文にも応じていらっしゃったので、たとえ昼時であってもこれは何ら問題のない利用の仕方なんだと思われます。
つまり、「ランチタイムは多くの方にご利用いただくために、注文は1度のみ。お酒も提供しません」という規制はないように見受けました。
これはすなわち、「なんぼでも昼飲みしていいらしいので、1巡目に“昼飲み客”が複数組いらっしゃったりすると、店外の行列待ち時間が全く読めなくなる」ということを意味するものと思われます。
12月に入ってからは夜の営業も再開されたようですし、「金曜・土曜 予約優先」とのことなので、「飲みたい」場合でも「食いたい」場合でも、週末の夜が狙い目かもしれません。
そんなこんなで、川崎に来る機会が続くうちに、また何度か(できれば何度も)おじゃましたいと思いますので、どうぞご自愛ください。←家族経営と思われる店員の皆様
Link(関連サイト)
- 「麺一滴」さんのTwitterアカウント。↓
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