- 8月10日の浜離宮朝日ホールでのライブの余韻から醒める間もなく、今度はブルーノート東京での演奏を聴きに行ってきました。
- 題して「AKIKO YANO TRIO featuring WILL LEE & CHRIS PARKER」。
- 平たく言えば、“矢野顕子と愉快な仲間たち”みたいな感じです。
場所はここ。
これまでにも何度かおじゃましたことがあるブルーノート東京さん。
ご飯を食べて、お酒を飲んで、いい気分になったところで演奏を聴くという、たいへん贅沢な空間です。もちろん、お値段も贅沢です。
基本、ジャズクラブなだけあって、ステージ上のミュージシャンと観客との距離も近く、臨場感あふれるプレイを堪能できます。
また、withコロナ対応ということでしょうか、客席のテーブルの間隔も以前より近くなっていました。
といっても、むしろこの1〜2年が厳戒態勢だったということであり、これでようやく“通常営業スタイル”のキャパに戻せたということなんだと思います。
もちろん、マスク着用・手指消毒などは継続中です。
現地の状況(写真など)。
表参道駅から10分ぐらい歩いて、ブルーノート東京の正面入口に到着。ホール自体は地下にあります。
今夜の演目お知らせパネル。「AKIKO YANO TRIO」。
写真のアップ。いつも通り、ご本人たちのサイン付き。
左から順に、ウィル・リーさん(ベース)、クリス・パーカーさん(ドラムス)、アキコ・ヤノさん(ボーカル・ピアノ)。
開演前のステージ。
オーディエンスの皆さんは絶賛食事中。
同行者が注文した本公演限定のスペシャルメニュー、「青森県小川原湖のしじみラーメン&とうもろこしのオープンギョウザ」。
税サ込で2,662円なり。贅沢。
(一口すすらせてもらいましたが、確かに美味しかったです)
こちらは標準メニューの「ミックスナッツシーソルト」。
税サ抜きのメニュー価格で750円。味付けがグッドで酒が進む進む。うーん、贅沢。
終演後、表参道駅に向かう途中に見かけた、LEDライトアップが美しいAoビル(アオビル)。
「青山で会おう」にかけて「Ao」なんだとか。うーん贅沢。
感想。
このトリオは、何年も前からブルーノートでプレイしていたそうですが、私は今回初めて聴かせていただきました。
いやぁ、やっぱり上手い演奏って、いいもんですね。
タイトなリズムと、ジャジーなアンサンブルと、硬軟取り混ぜた歌声と。
本日(8月23日)の最終公演が終わっていませんので、具体的な曲の内容には触れませんが(←って、いつもそうだろ)、ほろ酔い気分で聴き始め、途中でアルコールを補給しているのに、公演が終わる頃には“スッキリ爽やか”というか“頭脳明晰”というか、とにかく、気分良く帰路に着くことができました。
私が特に気に入ったのは、アンコールのラストに演奏された往年の名曲であります。
矢野さんの初期の名盤「ごはんができたよ」に収録された曲で、1980年とかのYMOワールドツアーで当時サポートメンバーだった矢野さんが飛び跳ねながら歌っていたのが今でも記憶に残っています。
当時は細野晴臣さんがシンセサイザーを手弾きしてベースラインを奏でていましたが、今回はウィル・リーさんが同じように手弾きしてくださいました。
矢野さんのライブでは何度も聴いたこの曲ですが、シンセの手弾きベースはYMO以来の42年ぶりじゃないかと思います。
いやぁ、カッコよかった。「私は微笑む。トリオに向かって微笑む」といったところでしょうか。(←分かる奴だけ分かればいい)
(ファンサイトのやのコレさんでは既にセットリストと詳しい模様が紹介されていますので、何の曲か気になる方はそちらをどうぞ)
ということで、最終公演となる本日ののセカンドショウは、ネット配信もあるそうなので、また堪能してみるつもりです。
贅沢な空間と食事と音楽、ありがとうございました。
Link(関連サイト)
- 矢野顕子さんの公式サイト。↓
- 矢野さんのファンサイト『やのコレ』さんがまとめたライブレポート(セットリストあり)。↓
- ウィル・リーさんの公式サイト。↓
- クリス・パーカーさんの公式サイト。↓
- ブルーノート東京さんの公式サイト。↓
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