- どんなに旅行通を気取る人でも、過去のどこかで「プライベートプール付きのヴィラに初めて泊まって舞い上がった日」を体験しているはずです。
- 私の場合、それをバリ島・ウブドの「Kamandalu Ubud(カマンダル・ウブド)」というリゾートで体験させてもらいました。古い話で恐縮ですが、紹介してみましょう。
When(訪問・利用・購入時期)
- 1999年の夏。
- 20年前…。古すぎて今さら何の参考にもならないかもしれませんが、過去にタイムトリップする気分でお付き合いいただきたく。
Where(所在地)
- バリ島内陸の観光拠点ウブドにありますが、その中心部からは少しはずれた渓谷沿いにあります。
- 現在も「Kamandalu(カマンダル)」ブランドで頑張っているようです。立派です。
- 後ほど紹介する写真と自分の記憶を合成すると、たぶん、↓下記でピンを打ってあるプールヴィラに宿泊したんだと思います。
- L字型のプライベートプールが特徴的なヴィラです。
- 「401号」というヴィラナンバーだけはなぜか今でもしっかり記憶しておりまして、プールから渓谷が見下ろせる最高のロケーションでした。
- 現在は、すぐ下に船をかたどったヴィラが2棟建っているようですから、眺望に多少影響が出ているかもしれません。
Who(同行者の動きなど)
- 同行者を含め、このような高級ヴィラ(&プライベートプール)に滞在するのは皆初めてだったため、一同ひたすら圧倒されまくっておりました。
- 自分で予約したんですから、事前にある程度想像していたとはいえ、その期待値を超えていたということですね。
Why(訪問・利用・購入目的&期待値)
- 私は初バリから10年ぶり。同行者は今回が初バリ。だったら、ちょっと奮発しとく? ってなことでプライベートプール付きのヴィラをチョイス。
- プライベートプールに加え、のびのび泳げる大きなパブリックメインプールも欲しいところ。
- 私の初バリは、海側のクタ宿泊だったので、今回はウブド宿泊も混ぜておきたい。
- なんか最近「スパ」とかいうものが流行ってて、女性はもちろん男性でも気軽に受けられるらしいから、スパが併設されてるホテル希望。
- などなど、実に20年前っぽい、ベタな条件ばかりでホテルを絞り込み、最終的にカマンダルさんに着地したというわけです。
What(やったこと・体験したこと)
- せっかくの「誰にも邪魔されない(はずの)」ヴィラ・ライフを堪能。
- プラベートプールも使い倒す。
- 少なくとも私はメインプールに入らずじまい。
- 朝食もヴィラ内で。
- その結果、ホテルのパブリックスペース(メインプール・レストラン・スパなど)は滞在中に各1回ぐらいしか利用しなかったかも。
- スパは女性セラピストが担当。
- フローは、「脱衣 → サロン(大きな腰巻布)を巻いて施術台に乗る → うつ伏せになる → 全身を覆う大きな布を掛けられる → 大きな布の下でサロンを引き抜かれる → 施術部位だけ布をめくられながらトリートメントを受ける → 「仰向けになって」という指示と同時に、掛けてあった布を持ち上げられる → 仰向けになる → 再び布を掛けられる → 施術再開」という、いたってノーマルなもの。
- ただ、今では当たり前になっている「股間をカバーする黒い紙パンツの支給」がなく、“サロンを外せばスッポンポン”という状態で施術を受けたのが、現在との大きな(というか決定的な)違い。
- よって、「覆っていた布をはずされて、うつ伏せから仰向けにターンする」タイミングで、私の下半身は確実にテラピストの視界に入っていたものと思われる。(大らかな時代でした)
- チェックアウト前日の夜には「無料の特典ディナー」をいただき、バリ料理で胃袋を満たす。(関連エピソートは、後ほど)
How Much(消費コスト)
- 正確な金額は失念。
- しかし、「翌年・同時期のレートを旅行代理店に問い合わせたメール」が見つかり、それによると「1泊330米ドル(税サ込み)」。
- 当時のレートは1ドル120円前後なので、1泊あたり約4万円。(泊まったのはその前年ですが、ほぼ同レベルだったと思われます)
Photo(記録写真)
- 「写ルンです」で撮った写真をスキャンしてみました。
- ヴィラの外(パブリックスペース)の写真は、いくら探しても見つかりません。
- さらにヴィラ敷地内についても、客室内の写真はほとんどなく、大半がプライベートプールを絡めた屋外の写真でした。
- プライベートプールが、よほど嬉しかったのでしょう。(かわいい〜)
Good(イケてる点)
- バリ島の渓谷が見渡せる絶好のロケーション。
- 401号はその中でも最高のポジション。渓谷の上段に建っているため、他のヴィラから見下ろされる(覗かれる)心配もなかった。
- 緑がいっぱい。食事もいっぱい。
Not Good(イケてない点)
- ウブド中心部からは少し遠い。(徒歩移動は一度で懲りた)
- 暑い中、よくもまぁ3km弱も歩ったもんです。今となっては信じられず。
- 「ヴィラのシステムに不慣れ」で「英会話も苦手」な客だったことが災いしたのか、レセプションスタッフとのコミュニケーションがうまく取れないことがちょいちょいあった。極めつけはこんなことが。↓
- ウブド滞在中の最後の夕食を街なかで済ませてヴィラに戻る。
- 戻るなりスタッフが「ずっと待っていた。どこに行っていた? 心配したぞ! 最終日の無料ディナー特典があるのに! もうすぐ厨房がクローズするところだぞ!」という主旨の説明を開始。
- 代理店からもホテル側からも事前に聞かされた記憶がないため、こちらはただただ困惑し、「それは失礼。でも外で食べてきたから」と特典の辞退を表明。
- するとスタッフ、善意全開で「もったいないよ! うちのレストランは美味しいんだよ! 食べないと後悔するよ! 大丈夫、あなたたちならまだまだ食べられるはず!」と強烈プッシュ。
- 結局押し切られてしまい、クローズ間際のレストランを避け、ルームサービスで「やはり炭水化物がちょっと多めのインドネシアン・ディナー」をいただく。胃袋は今にも破裂しそうな状態に。笑
- まぁ、今では笑い話ですが、事前にきちんと情報をもらえていたら、ディナーはもっと美味しくいただけたはずです。(教えられていたのにこっちが気づかなかった可能性も捨て切れませんが)
Conclusion(まとめ)
- そういえば、チェックアウトの際、部屋を引き払ってレセプションまでやってきてから「あ、ヴィラのクローゼットにタバコ1カートンを置き忘れてきたかも」と思い、慌ててヴィラに戻ったら、清掃担当の男性スタッフ2名が、ヴィラ室内の床に寝っ転がりながらテレビを見ているところに遭遇したことも思い出しました。
- 慌てていた私が勢いよくドアを開けたからでしょう、向こうはギョッとした顔で飛び起きましたが、つい数分前まで我々が占拠していた空間に見知らぬ男性が2人もいて、しかもテレビをつけて横たわっていたわけですから、こっちだって思わず「ウォッ!」と叫んでしまうほどに驚きました。笑
- 今にしてみれば、これもいい思い出です。
- あれから20年。リノベーションもされたようですし、きっとさらに洗練されたいいリゾートになっているんじゃないでしょうか。
Link(関連サイト)
Kamandalu Ubud - CHSE Certified: A five star luxury hotel resort Ubud, Bali - Official Hotel Site
Designedtocapturetheessenceofareal-lifeBalinesevillage,KamandaluUbud,Baliisafive-starhotelresortthatblendslocaltraditionwithcontemporarystyle.
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