良くも悪くもバリ島っぽくないうまさ。【バリ島「KEBUN BISTRO(クブン・ビストロ)」】

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良くも悪くもバリ島っぽくないうまさ。【バリ島「KEBUN BISTRO(クブン・ビストロ)」】
  • 今年のバリ島渡航で初めて訪れたレストランをご紹介します。
  • ウブドの中心部にある『KEBUN BISTRO(クブン・ビストロ)』がそれです。
    • KEBUNとは、インドネシア語で“”という意味のようです。
  • 美味しかったからこそ紹介するのですが、店づくりにもバリ島らしからぬ点が多々見受けられました。

When(訪問・利用・購入時期)

  • 2019年の春。

Where(所在地)

  • ウブドの中心部にあるので、散策途中にお茶休憩をするのにもピッタリかと。

Who(同行者の動きなど)

  • 同行者はみな口々に「美味しかった」「素敵だった」「また来たい」と絶賛。
    • 私も基本的には同感です。

Why(訪問・利用・購入目的&期待値)

  • バリ島ガイド本を見ていて、「良さげな店があるよ」「行ったことないね」「ネットの評判も上々っぽい」「じゃ、新規開拓してみっか」となった次第。

What(やったこと・体験したこと)

  • 電話予約の上、普通に訪問。
    • 入店が18時頃と、夕食にしては早めだったためか、店内はまだ空いてました。
  • 酒とか前菜とかメイン料理とかデザートとか、普通に注文。
  • 出てきた料理を普通にいただく。
  • そして、何を食っても、うまかった。(←ここ、大事)

How Much(消費コスト)

  • いろいろ飲み食いして、1人あたり日本円で4,000円程度。(当時のレートで)
  • 物価の上がったバリ島で、「観光客向けの小洒落たレストランでディナー」ともなると、どうしてもこのくらいはかかります。
    • 特に、バリ島では輸入酒の価格が高いため、ワインを飲まないわけにはいかないイタリアン系やフレンチ系のレストランだと、どうしてもご予算が跳ね上がる傾向あり。

Photo(記録写真)

  • まずは、Googleマップのストリートビューで店の外観をご覧ください。
  • 昼間はこうですが…。↓
  • 夜にはこうなります。↓
  • 店の入口から道路側を見るとこんな感じ。路上に何台も停まっているバイクの多さがバリっぽいですけれど…。↓
  • 回れ右して店内側を向くと、途端にヨーロピア〜ンな雰囲気が満載です。↓
おしゃれな内装。
味にも期待できそう。
シャンデリア〜ンな天井。
各テーブルには花やキャンドルもセッティング。
個人的には「たくさん食べて、たくさん口を拭いてください」と言わんばかりに置いてある紙ナプキンが嬉しい。(ナプキンスタンドの形も昔懐かしくて好感)
カクテルメニュー。
だいたい110,000ルピア前後。(メニューでは「0」を3つ取って表示するのが一般的)
110,000ルピアは今のレートで約816円。日本のレストランと変わりません。というかむしろ日本より高いかも。
  • 以下、特に気に入った料理を写真でご紹介。
マッシュルームスープ。75,000ルピア。およそ550円。
濃厚。美味。
「プロシュート・ロケット」(とレシートに記載されていた)サラダ。
85,000ルピア。約630円。
生ハムもパルミジャーノもソースも、なかなかすばらしいお味。
クラシック・カルボナーラ」。85,000ルピア。同じく約630円。
クリーミーでコクのあるソース。いい感じのパスタのゆで具合。
うまかった〜。
「ローステッド・ラムチョップ」。さすがにお高く215,000ルピア。およそ1,600円。
ラムもさることながら、添えられたサクサクのフレンチフライが激ウマ。
マヨネーズベースのソースをどっぷりつけていただきました。
食後のティラミス40,000ルピア。およそ300円。
いちごの酸味とカスタードのやさしい甘み。
次回はぜひ、どんぶりで食いたい…。
  • 参考までにドリンクなどの価格も載せておきます。
    • ジントニック    110,000ルピア(816円)。高っ。
    • グラスワイン(白) 120,000ルピア(890円)。高っ。
    • アイスティー(アールグレイ) 30,000ルピア(220円)。ドトール並み。
    • アイスラテ     35,000ルピア(260円)。ドトール並み。

Good(イケてる点)

  • ビューティフルな外観、そして内装。
    • リゾートにありがちな“うわついた欧米感”がない。
  • ワンダフルなお味。
    • このままの料金体系でいいので、東京にも1軒欲しい…。

Not Good(イケてない点)

  • ビューティフル過ぎて、ワンダフル過ぎて、バリ島感はほぼゼロ。
  • こういう「いい店」が増え、「世界各国の料理を、それなりに美味しく、かつお手頃価格で食べられる便利な島」というイメージがさらに定着すると、観光客はますます増加し、物価もどんどん上がっていきそう。
    • 自分もその片棒を担いでいるので、複雑です…。

Conclusion(まとめ)

  • さきほど「ビューティフルでワンダフルで、バリ島感ほぼゼロ」と書きましたが、この島の一部が「洗練された国際観光地」へと進化し、「世界中の人々を魅了する無国籍タウン」に変貌していく流れは、たぶん誰にも止められないでしょうし、それが“これからのバリ島”のデフォルト像になっていくのかもしれません。
  • その意味では、単なる外国人旅行客が「バリ島っぽくない」などと評すること自体おこがましいわけで、大変失礼しました。
    • だとしたら、交通とか下水とか廃棄物処理などのインフラまわりも、併せてぜひ近代化していってほしいもんです。

Link(関連サイト)

  • クブン・ビストロの公式サイト。(メニューも掲載されてます)
https://kebunbistro.com/

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