2〜3日目(1月23日〜24日)。
当初の計画。
【2日目】
- まずは、秋田駅から奥羽本線・特急つがる号に乗り、新青森駅で下車。↓
- 新青森駅構内の飲食店で海鮮系の定食をいただきながら、早めの晩酌。↓
- 新青森駅から東北新幹線・はやぶさ号に乗って、ズドンと3時間26分で帰京。↓
【3日目】
- 翌「4日目(最終日)」に備えて、自宅で静養&在宅ワーク。
(この日は予備日と位置付け、無理に鉄道旅を詰め込まないことに。もう若くないので…w)
というプランを立てておりました。
新幹線停電事故による計画変更。
秋田市内のホテルで身支度を整えていたところ、例の「大宮付近の架線故障の影響で停電が発生し、東北・上越・北陸の全新幹線が運転を見合わせている」というニュースに遭遇することとなりました。
テレビニュースの「大宮駅付近からの空撮中継」を見ていると、運転再開までかなりの時間がかかりそうな予感がしたため、やむなく計画変更することにしました。
(雪など悪天候による遅延・運休は想定していましたが、まさか大動脈の新幹線が動かなくなるとは、さすがに想定外でした)
変更プランの選択肢は以下の3つです。
- 在来線は動いているらしいので、秋田から(往路と同じ)特急いなほ号に乗って新潟に戻り、上越線で高崎まで南下し、高崎駅始発の東京上野ラインに乗って帰京する。
→ 何時間かかるかも分からず、座れるかどうかも分からず、大混雑と遅延が予想されるので却下。 - とりあえず予定通り新青森まで北上し、青森市内で1泊し、翌日の東北新幹線の指定席を予約しなおす。
→ 翌日に東北新幹線が運転再開するかどうか確定してしない段階で、さらに東京から遠のく(北上する)のはリスクが高いので、これも却下。 - リムジンバスで秋田空港に向かい、飛行機で羽田に行く。
→ 緊急事態とはいえ、最安でも17,000円程度の運賃が別途かかるわけで、「お得な乗り放題キップで旅行してる」感が台無しになるので、当然却下。 - 秋田〜盛岡間を折り返し運転中の秋田新幹線で盛岡方面に向かい、近隣で1泊しつつ翌日の通常運転再開に賭けて東京までの新幹線を予約しなおす。
→ 最も現実的であり、盛岡の手前の雫石駅の周辺には以前お世話になった民宿などがあり、多少の土地勘もあるため、リーズナブルに泊まらせていただけるとのオファーをいただき、これを採用。
という具合になりました。
で、翌日(1月24日)は無事、各新幹線とも始発から通常ダイヤで運転再開となり、雫石駅から東京へと戻ることができたわけです。
(夜を徹して復旧作業に携わった方々のおかげです。併せて、ケガをされた作業員のご快癒をお祈りします)
結果、3日目(1月23日)は「静養&在宅ワーク」ではなく「この日も鉄道旅」という形になりましたが、まぁ予備日を設定しておいたことがプラスに働いたと前向きに捉えております。
写真など。
秋田で泊まったドーミーインさん。天然温泉とサウナが魅力です。↓
目の前は千秋公園のお堀。↓
チェックアウトギリギリまで旅程変更の方針を悩み、青空に押されながら駅のみどりの窓口へと向かいました。
(この青空を、前日の特急いなほ号の日本海沿いで見たかった…)
みどりの窓口では10分ぐらいの待ち行列があったものの、無事、雫石駅までのこまち号指定席券への変更が実現。↓
(特急つがる号は、また別の機会に乗りたいと思います)
同時に、翌24日の東京までの東北新幹線の指定券もゲット。↓
(どうか無事動きますように)
こまち号は盛岡駅までの折り返し運転になっていました。↓
(しかも、盛岡駅では高架上の新幹線ホームではなく、高架下の在来線ホームに到着するとのこと。そのくらいイレギュラーな事態が起きたということなのでしょう)
「こまち号は、去年の9月に乗ったばかりなんだけどなぁ」と思いつつも、退屈しのぎにスマホの地図アプリで遊んでみました。↓
(途中まで後ろ向きに走行する秋田新幹線ならではのお遊びです)
その後は、「雫石で下車 → 民宿でお泊まり → 翌日は始発からダイヤ通り運転再開 → 雫石からこまち号に乗ってそのまま東京駅へ」という感じで、なんとか2日目・3日目を終えた次第です。
懐かしい東京駅の風景。↓
ということで、4日目(最終日)に続きます。
関連サイト。
- JR東日本さんの「大人の休日倶楽部」公式サイト。↓
- お世話になった「中通温泉 こまちの湯 ドーミーイン秋田」さんの公式ページ。↓
- しずくいし観光協会さんの「岩手県雫石町の温泉・宿泊施設(ホテル・ペンション・民宿など)の一覧」ページ。↓
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